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第2回「年上メンズ好き女子」VS「年下メンズ好き女子」:勝つ女/負ける女

  • 2016.10.6
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「付き合うなら年上?年下?同級生?」

これって、女子であればずっと昔から語られてきた話題ではないでしょうか。

そこで今回取り上げるのは「年上メンズ好き女子」と「年下メンズ好き女子」。経済力に抱きつく女性と若さに飛びつく女性。一長一短ありますが、いったいどっちがいいんでしょ?

***

プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない・・・とバチバチ燃やしていくこの連載。

青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。

■◇頼りがいとはこういうこと

マチコ(以下マ): サトコさん、私、『シンゴジラ』観たんですけど、長谷川博己がちょっと見ないうちに、国を仕切っててビックリしました。

サトコ(以下サ): 国を仕切ってたって、映画の中の話でしょ?

マ: そうなんですけど、やっぱり彼、私生活で年上女子と付き合ってるから成長したんだなと思いました。

サ: 何の話よ!

マ: 映画の後、年上メンズ好きと年下メンズ好きの女子って、どっちがお得なのかなあと、考えちゃったんです。

サ: そりゃ断然、年上メンズ好きでしょ。

マ: えーそうですかぁ?年上メンズって、なんかハズレも多そう。

サ: ハズレの話してどうすんのよ、アタリの年上メンズの話。

マ: 出た!サトコさんの好きな金持ち?

サ: 金があるのはデフォルト。気の利いた年上メンズといると楽なわけ。

マ: たとえば?

サ: 「渋谷のイタリアンを19時から予約してあるんだ。ポルチーニを実に上手く料理する店なんだよ」なんて、デートの連絡もスマート、とか。

マ: ポルチーニを実に上手く料理・・・・・・。

■◇デキる男には女の影

サ: でも「イタリアンかぁ~。」「どっかいいとこ知ってる?」「待ち合わせはハチ公前?」「とか?」「(犬のスタンプ)」って送ってくる年下メンズより、いいじゃない。

マ: そんな年下メンズ、いませんけどね!

サ: お店でも、常連だから「田中様」って、ちゃんと名前を呼ばれて席に案内されることの快感。おまえらみたいなご新規とは違うぞ、と。

マ: 確かにそれは、自分が上等な女になった気がして快適でしょうね。でも、年上メンズって、とにかく女子に対して優位に立とうとするから、やたらと仕事の自慢とかしてきません?俺すごい、俺忙しい、俺のイタリアン、俺のポルチーニ、みたいな。

サ: あ、それは分かる。そのくせ、極上ポルチーニを食べるその横顔には、ついつい連日の残業の疲れが滲み出てたりして。

マ: お疲れ顔の自慢メンズなんて、やだ~!大体、いい年したメンズで独身て、まず存在しなくないですか?イタリアンをスマートに予約出来る年上メンズは、結婚もできるはずなんで。

サ: 確かに。となると、年上メンズとの恋愛は、浮気や二股って可能性も大ね。

■◇振り回されるのもまた楽しい

マ: その点、年下男は、学校でも会社でも、次々量産されてきますから、出会いは多いですね。

サ: 経験値の低さも「カワイイ」の対象で、永遠の少年を求めるジャニーズファンみたいな女子には堪らない。

マ: 若いからフットワークも軽い。手首掴んで「今から海、行こう!」とかって走り出したり。

サ: 「月9か!」ってな感じで楽しそう!でも、女子の方が年上の場合、いきなり走ったら、すっ転びそう。

マ: 年下メンズ好き女子は、いつも年下メンズに合わせて甲斐甲斐しく動いてるから、大丈夫。

サ: でも、そこに「ヒモ」ってな要素が加わってくると、急に悲壮感が漂うわよね。

マ: ま、女がしりに敷いてる感じになると、全然楽しそうじゃなくなりますね。だから、年下メンズと恋愛して幸せになれるのは、余裕ある姉御肌タイプに限定されるかも。

■◇姉御最強説

サ: でも、あんまり余裕に構えてると、「恋人」じゃなくて「便利姉さん」になっちゃうから、そこは注意よ。

マ: 確かに。「お腹空いた・・・・・・」って、子犬のような目で見上げられたら、すぐさま、旨いもんをこさえちゃうとか。

サ: 彼自慢のSix Packの横に腹出して並んだ瞬間、「やっぱり年上だな・・・」と思われたりしたら、悲しい・・・・・・。

マ: 間違いなく、同い年の彼女作っちゃいますね。

サ: だからって、彼と同い年の女子に張り合おうとして、極端にダイエットしたり、妙に明るい茶髪に染めたりする女子もイタい。

マ: それで素敵に変身するケースは、ほぼ皆無。

サ: そう、むしろ、年下女子には到底かなわない、精神的に頼りになる存在になれれば、こっちのものよね。

マ: ですね。自分主導で恋愛を進めて、多少のオイタには目くじら立てず、どんと姉御らしく構えていればいいんです。

サ: 姉御、最強説!

マ: じゃあ、やっぱり年下メンズ好きの勝ちってことでいいですね?

サ: うーん、そうね、そうかもしれない!(犯人A子/ライター)

■◇今回のまとめ

経験と経済力のある「年上メンズのエスコート」に慣れてしまうと、同年代以下の男子ではとうてい満足できない体に・・・。

ですが、そもそもいい年をしたマトモな年上メンズが独身である確率は限りなく低いため、浮気や二股の相手になりがちなのが最大のBADポイントです・・・。

一方で若いメンズは学校や会社に次々入って来るため、出会いの数自体が多く恋愛の未来も明るいもの。

単なる便利姉さんにならないよう、真の年上女好きメンズを見極めて、年下ゆえの多少のオイタを見逃せる包容力さえ持てば、彼の姉御的存在として一生君臨できるでしょう。

一瞬で絶頂の幸せを手に入れるか、先の幸せを押さえておくか・・・考えどころですね。(ハウコレ編集部)

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