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簡単! ラクチン! 離乳食の時短アイデア&レシピ

  • 2016.10.5
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毎日の離乳食づくりは、手間と時間がかかります。もっとラクに、簡単に、しかもおいしい離乳食をつくれたら、ママもベビーもハッピーになれるはず。

今回は、離乳食づくりの時短のコツとレシピをご紹介します。

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離乳食づくりをラクにする方法・その1=「手数」を減らす

ふだん気づかないほどのちょっとした「ひと手間」を減らすことで、離乳食づくりはスピードアップします。

たとえば、離乳食時短の王道・フリージング(冷凍)。小分けに冷凍する作業と、それを開ける作業は、意外と手間がかかります。そこで、食材を1種類ずつ冷凍するのではなく、数種類の食材をまとめて冷凍するとラクチンです。

■【レシピ例】炊飯器とお刺身で「栄養満点! 簡単おじや」

1.b炊飯器にお米と、月齢に合ったおかゆ分の水を入れる。

2.みじん切りにした野菜とお刺身をお米の上にのせる。

3.炊飯器のスイッチを入れる。

最小限の手間で、栄養バランスのいいおじやの出来上がり! たくさんつくって冷凍すると便利です。

<ポイント>

お刺身なら皮や骨をとらずにそのまま使えて便利です。

お刺身は混ぜずに、種類ごとに野菜の上にのせましょう。鯛がメインの1食、マグロがメインの1食というようにメリハリをつけて冷凍することで、味のマンネリ化を防げます。

解凍時にトマトジュースとチーズを入れてトマトリゾットに、和風だしや洋風だしで味を変えて、納豆をかけて、のりで巻いて、小麦粉や卵を入れてお焼きに、などアレンジも簡単。

炊飯器の真ん中に湯のみや耐熱容器を置き、その中に野菜を入れると、野菜だけのおかずもつくれます。

月齢が進んだお子さんの場合、普通の水加減で炊き、解凍する時にお水を足して、レンジやお鍋で温めるという方法も。水分が少ないため、ラップで包みやすく、冷凍庫のスペースをとらないので便利です。

離乳食づくりをラクにする方法・その2=「開けるだけ食材」をストックしておく

洗ったり、包丁でカットしたりしなくていい、「缶や袋を開けるだけで食べられる食材」はとても便利!

たとえば、オイルと塩分をカットしたツナの缶詰、豆腐、納豆、のり、ごま、無塩トマトジュース、塩不使用の茹でうどん、食パン(卵とバター不使用のものもあります)、粉チーズなどは温めるだけ、またはそのままで食べさせることができます。

そのほか、無糖のコーンフレーク、無塩そうめん、マカロニ、お湯をかけるだけのしらす、レンジで温めるだけで食べられるかぼちゃやジャガイモも手間がかからずいいですね。

たまには、ビン入りやフリーズドライのベビーフードを取り入れてみるのもいいですよ。

■【レシピ例】お弁当にも便利な「パンのディップ添え」

1.食パンの耳を取り、白い部分を食べやすい大きさにカットします。

2.野菜やレバーのフリーズドライペーストをお湯で戻し、パンにつけて食べさせます。

<ポイント>

月齢の小さな赤ちゃんにはひと口サイズ、1人で食べられる子にはスティック状にパンをカットするのがおすすめ。

市販品を使いたくない人は、かぼちゃのマッシュにミルクを混ぜるなどして、ディップを手作りしても。

お弁当にする場合、外出先でフリーズドライペーストにお湯をかけると、食中毒が心配な季節でも安心です。

離乳食づくりは長い期間、続くもの。時には上手に手抜きをして、その分、お子さんと遊ぶ時間や自分の時間を増やし、育児を楽しんでくださいね。

(佐々木月子)

(佐々木月子)

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