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在宅ワークってどうなの? 実践しているママたちに聞いてみた!

  • 2016.9.30
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働き方の多様性が認められつつある昨今、在宅やフリーランスで働くことを希望するママたちが増えています。在宅で働くことのメリットやデメリットを、実際に在宅ワークをしているママたちの声を交えてご紹介します。

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■「在宅ワーク」ってどんなもの?

「在宅ワーク」といっても、その種類や方法はさまざま。自身で開業して自宅をオフィスやサロンにしている方もいますし、会社に雇用されながら自宅で仕事をする「テレワーカー」の方などもいます。

そのほか、フリーランスとして活動しているケースも多いよう。主な職種としてあげられるのは、デザイナーやエンジニア、ライター、フリープランナーなど。

最近では、ネット上で案件の受注・発注ができる「クラウドソーシング」も充実しています。インターネットとパソコンさえあればどこでも仕事ができる環境になってきているため、フリーで仕事をすることのハードルはかなり低くなりました。

■家庭との両立がしやすい「在宅ワーク」

在宅ワーク最大のメリットは、ズバリ“時間の融通がきくところ”。「子どもの体調不良や、学校行事などにも臨機応変に対応できる」(群馬県・42歳・デザイナー)という意見のとおり、子どもをもつ女性にとって、家庭内の都合に合わせて仕事ができるのは大きなメリットです。

また、仕事が早めに片づけば、その後の時間の使い方は自由。「平日に友人とランチができる」(東京都・32歳・ライター)、「仕事の合間にネイルや美容院、買い物に行ける」(埼玉県・29歳・WEBデザイナー)というように、何をするのも自分の裁量次第です。

「転勤や引っ越しがあっても、仕事に影響がない」(埼玉県・31歳・テープ起こし)という意見も多く聞かれました。在宅ワークは、旦那さまが転勤の可能性があるママにとっても、働きやすい環境といえそうです。

とはいえ、在宅ワークはよいことばかりではないようで…。次は“デメリット”についてご紹介しましょう。

■仕事がなくなるかも…の不安がつきまとう

「子どもが熱を出したとき、会社勤めであれば、休暇を取って子どものお世話ができます。しかし、在宅であればそうはいきません。納期を守れなければ、今後の仕事にも響きます」(群馬県・42歳・WEBデザイナー)

フリーランスで仕事をしていると、一度引きうけた仕事はどんな理由があっても完了させなければなりません。子どもが体調不良で自宅にいても納期は変えられず、睡眠時間を削って仕事をするはめに…というケースも起こりえます。

「なかなか仕事が進まない」(埼玉県・29歳・ライター)というように、時間を自由に使えることが裏目に出てしまうパターンも少なくないようです。さらに、「誰にも会わないので身なりに気をつかわなくなった」(群馬県・32歳・翻訳)なんて声も。

さらに、「子どもを保育園に入れるのにひと苦労」(東京都・33歳・ライター)という問題も。「自宅で仕事ができる=子どもをみながら仕事ができる」と解釈されてしまいがちなのだそう。都内ではそもそも入園できる枠自体が少ないですし、地方では「在宅ワーク」や「フリーランス」と言っても理解してもらえないことが多くあるようです。

そして、「次の仕事がなくなるのが怖い!」という声が多く聞かれました。在宅ワークの場合、仕事単位で受注することがほとんど。継続を約束されているわけではないので、自分でしっかり実績を出せないと次の仕事は得られません。つねに「仕事がなくなったらどうしよう」という不安感につきまとわれながら、目の前の仕事をこなしている…、といっても過言ではないのです。ただ、そのぶん、自分の腕試しにはなりますよ!

在宅ワークのメリットとデメリットは紙一重。計画的に仕事を進めることができて、さらに「自分の経験とスキルをもってチャレンジしたい!」というビジョンのある方には、適した働き方だといえます。

自分の性格や今後の方向性などをよく考えたうえで選択すれば、自分らしいワークスタイルが手に入れられるかもしれません。

(マムズラボ)

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