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大人の乾燥肌の強い味方!今年は「バーム美容法」が熱い

  • 2016.9.23
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最近よく耳にする“バーム”は、疎水性が高く肌を保護してくれます。

化粧品のバームは軟膏のようなワセリンや蜜ろうなどをベースに、薬を肌に塗りやすく半固形状にしたもの。クリームよりも重く、浸透させるというより、肌表面に膜をつくるものです。たしかに、クリームでも水分蒸発の阻止はできますが、バームは油分の強いクリームよりもしっかり保湿状態を保ってくれるんですよ。

そこで今回は、美容業界で長年活躍してきた筆者が、乾燥が気になるこれからの季節にオススメのバームの使い方をご紹介します。

 

■バームの種類は色々ある

バームは美容オイルを固形化した軟膏のような化粧品で、常温では固形、肌にのせると体温でバターのようにとろけ肌に密着するのが特徴です。

肌なじみもよく保湿効果が抜群のバームは、余計なものを入れず、たっぷりと美容成分を配合できるので、いろいろな美容アイテムに使用されています。

超乾燥肌のために開発された高保湿バーム(アイバーム・リップバーム・フェイシャルバーム・ボディーバーム)や洗顔後イヤな乾きから解放してくれるクレンジングバームなど、保湿&バリアだけでなく、メイク落としにまでバームは拡大しています。

 

■クレンジングバームのポイントは使用量

肌に優しく、洗浄力がしっかりしていると人気のクレンジングバーム。容器に入っている時は固形ですが、手の平の体温でオイル状に変わります。

クレンジングバームは使用量がポイント! ケチらず適量使いましょう。バームの量が少ないと摩擦が起きて肌を痛めてしまいます。基本使用料を目安にたっぷり使うのがポイントです。

TゾーンからUゾーンの順番にゴシゴシこすらず、中指と人差し指の腹で、ゆっくり優しく小さい円を描くようにメイクとなじませていきます。メイクが浮き上がったら、ぬるま湯で優しくしっかり洗い流しましょう。その後、洗顔をし化粧水・乳液・クリームでしっかり保湿することも忘れないで。

また、保湿系のバームは、手の平や指先で温めて使いやすい柔らかさになってから使いましょう。柔らかくなったバームを顔の数ヶ所(頬・おでこ・顎・鼻など)にのせて、手の平全体を使ってなじませましょう。気になる部分には重ね付けもOKです。

 

■これからの季節はホットパックがオススメ

乾燥が進むと肌は硬くなってきます。そんな肌を柔らかくし化粧水の浸透を良くしたり肌全体にハリが出たりするホットパックがオススメです。やり方はとっても簡単。

(1)顔全体に厚めにバームを塗る

(2)バームが肌になじむよう優しく丁寧にマッサージをする

(3)バームを塗った上から蒸しタオルを2~3分

(4)10分程度放置し、軽くタオルで拭き取る。

湯船で行えばスチーム効果もあり、ホットタオル不要。モチモチ肌に大変身します。

 

いかがでしたか? これから乾燥が一段と激しくなる季節、あなたに合ったバームで乾燥対策してみてください。

【筆者略歴】

※ a.kumi ・・・長年美容業界で携えた知識と技術で、年齢と抗うことより心身共に美しく年を重ねる提案を発信している。

【画像】

※ Poznyakov / shutterstock

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