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美ボディと健康の秘訣!「腸をキレイにする」食事とは

  • 2016.9.13
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透明感のある美しい肌。引き締まった女性らしいボディ。

「もう少し若ければ……」「20代前半に気づいていれば……」「アラサーにもなると基礎代謝も落ちるし……」数多くの個人指導、カウンセリングの中でよく聞く言葉です。

女性の基礎代謝のピークは15歳。

しかしこれはあくまで“標準”とされている数値で、生活習慣次第でコントロール可能なことなのです。

そこで今回は健康管理士の筆者が、美ボディを作るために欠かせない美腸作りのための“食”についてご紹介します。

腸内環境の改善で自らも約40kgの減量とアトピー、花粉症までも改善しました。

 

■1:マストアイテム「海藻」

美腸作りに欠かせないのが海藻。“味噌汁にわかめ”、“刺身の付け合わせ”と地味なイメージの海藻ですが、実は海藻には水溶性食物繊維とマグネシウムをはじめとするミネラルがたっぷり。

水溶性食物繊維は便の水分を保持し、硬くなるのを防ぐだけでなく、腸内細菌のエサになったり腸内に留まるためのベッドのような役割まで担っています。

そしてマグネシウムも便が硬くなるのを防ぎスムーズな排便を促すため、美腸作りには欠かせない栄養素。

お味噌汁には、わかめだけでなくアオサを入れても風味豊かに。きんぴらごぼうにヒジキを入れるのも常備菜としておススメ。

日本の土壌はミネラルが少ないため、野菜だけではミネラルが不足しがちになります。それゆえ日本では古くから海藻でミネラルを摂っていたのです。

 

■2:NKG=納豆かけご飯が腸に効く

TKG(卵かけごはん)に続き今、NKG(納豆かけごはん)が静かなブームになっているようです。

納豆菌はそれ自体が善玉菌としての役割を果たすだけでなく、もともと腸にあった乳酸菌などの善玉菌を増やす作用まであります。

納豆選びで気を付けたいのは“ひき割り”は避けること。ひきわり納豆はその製造過程で食物繊維が豊富な大豆の皮を取り除いてから、細かくされ発酵されるからです。

せっかく納豆を食べるなら皮の食物繊維もしっかり摂りたいものです。そしてどうしてもササッと流し込んでしまいがちなNKGですが、海苔で包んで食べることで噛む回数が増え、さらに海苔のミネラルも一緒に摂ることができます。

また納豆はサラダのドレッシング代わりにも使えます。

 

■3:小腹がすいたら「甘酒」で満たそう

ついつい甘いものが欲しくなってしまう女性も多いかと思います。そんなときは甘酒がおススメ。

甘酒には、酒粕を利用したものと米麹から作られるものの2種類がありますが、米麹から作られた甘酒は“飲む点滴”とも呼ばれ、新陳代謝や基礎代謝に必要なビタミンB群、引き締まったボディや美しい肌作りに欠かせないアミノ酸、美腸作りに必要な食物繊維にオリゴ糖などさまざまな栄養素が含まれています。

米麹で作られた甘酒はアルコールを含まないので、朝飲むことも可能。朝の甘酒はブドウ糖の働きで脳がスッキリ目覚め、ビタミンB群の働きで1日の代謝をアップ。

夜飲めばそのリラックス効果で副交感神経を刺激し、質の良い睡眠と睡眠中の腸の働きをサポートしてくれます。

 

いかがでしたか? 今回は忙しい女性でも簡単に取り組める美腸作りの食をご紹介しました。

美腸は年齢ではなく食を始めとする生活習慣で作られていることを、ぜひ実感して下さいね。

【筆者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Billion Photos / shutterstock

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