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カンタン常備菜!「冷え性&便秘」を撃退する酢しょうがの効果とは

  • 2016.9.12
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日中はまだ汗ばむような日が続いていますが、朝晩の空気には秋の兆しが感じられるような陽気になりました。

女性がこれから頭を悩ませることの1つに“体の冷え”がありますよね。

体が冷えると血流が滞って胃腸の働きが鈍くなり、便秘にもなりやすくなります。まさに冷えは女性の大敵。

そこで今回は管理栄養士の筆者が、そんな冷え性&便秘の解消に期待ができる食材“酢しょうが”をご紹介します。

 

■テレビでも取り上げられた酢しょうがとは?

少し前にテレビ番組でも取り上げられ、一躍脚光を浴びている“酢しょうが”ですが、その作り方は至って簡単。

しょうがを千切りにし瓶に入れて、上からしょうがが浸るぐらいの酢を入れてひと晩置けばでき上がり。お好みで蜂蜜を加えても良いですよ。

酢しょうがは、実も汁も両方使えます。刻んで和え物や豆腐にのせたり、味噌汁やスープに加えても美味しいです。

汁とともに酒、醤油と一緒にごはんに入れて炊き込みご飯にも活用できますね。

 

■「お酢×しょうが」でダブルの効果!

お酢としょうがは、それぞれに体を温める効果があります。

まずお酢は、酢酸、クエン酸、リンゴ酸など各種の有機酸が豊富に含まれているのが特徴で、これらの成分が血行を良くする働きを持っています。

血行が良くなると、全身に血液がうまく行き渡るようになるので、冷えを予防してくれます。

同じお酢でも、特に黒酢はアミノ酸が多いのが特徴で、疲労回復効果が期待できます。

 

■しょうがは酢しょうがにして常備しておくと便利

しょうがは体を温める食材として有名ですよね。辛味成分のジンゲロールや香気成分のガラノラクトンという成分が、血液の循環を改善する作用をもたらしてくれます。

これらの成分は皮に多いことがわかっているので、しょうがを漬ける際は皮をむかずに、よく洗って皮ごと使うと成分を丸ごと取り入れることができますよ。

また、先ほど申し上げたようにお好みで蜂蜜を加えれば、蜂蜜に含まれるオリゴ糖が腸内環境を整えてくれるので、より便秘解消効果を高めてくれます!

 

しょうがは千切りだけでなく、みじん切りにしたり、すりおろしたものを漬けても良いので、用途に応じて使い分けも可能です。

スムージーを飲まれる方はスムージーに加えても手軽に取り入れられそうですね。ぜひ、お試しください!

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、“不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ

【画像】

※ yasuhiro amano / shutterstock

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