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夜は会員制。中目黒「青家」でいただく、京都の家庭料理“おばんざい”ランチ

  • 2016.9.12
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大切な人を思って作る、京都伝統の家庭料理おばんざい。目黒川沿いの路地裏にある「青家」では、四季折々の素材を使用したおばんざいのランチや、京甘味が10種入ったオリジナルパフェを、居心地のいい日本家屋で楽しめます。

日本家屋のほっと安らぐ店内

中目黒駅から6分ほど、目黒川に沿って歩き、小道に入ったところにある「青家」。お店の入口へ続く、砂利道を進みましょう。隣接する「青家のとなり」にある看板を目印にするのがおすすめです。

つい「ただいま」と口にしそうになる、懐かしい趣の日本家屋。引き戸を開ければ、障子窓がある和の空間には、煮炊きするだしの香りに満ちています。ここは手作りの京おばんざいを味わえます。

家族や大切な人のために作る、京都の家庭料理

おばんざいとは四季それぞれの旬の素材を使った、京都の家庭料理のこと。オーナーシェフを務める料理家の青山有紀さんは京都出身。そんなルーツもあり、2005年に「青家」をオープンするときも、おばんざいのお店にすることに、迷いはまったくなかったそうです。

料理に使用する京都の伝統野菜や生麩やお揚げ、抹茶などはすべて京都から仕入れたもの。小さな厨房で、女性スタッフたちが一品一品を手作りしています。

朝に仕込んだばかりの日替わりおばんざいをどうぞ

ランチやカフェを楽しめる「青家」(夜は会員制)。毎日、韓国風の辛鍋やカレー、季節限定のものなど、全4種類の献立が並びます。なかでも一番人気の「京おばんざい薬膳定食」では、日替わりのおばんざい8種類を、小鉢でちょっとずつ楽しめます。

この日のメインは「蒸し鶏の香味ソースがけ」。しっとりした鶏肉に生姜などの香味ソースをかけた一品で、五穀ごはんがすすむおいしさです。副菜には「京厚揚げとすき昆布のたいたん」や「京のお刺身ゆば」など、京都ならではの素材をふんだんに使用しているのも、うれしいところ。

じんわり元気がわいてくる。秋冬限定の地鶏滋養鍋

季節ごとに入れ替わる献立も、「青家」テイストに仕上がっています。秋・冬になると登場する「青家の地鶏滋養鍋」は、身体の芯から温まり、野菜とたんぱく質をバランスよくとれますよ。

大山鶏と生姜や朝鮮人参、ニンニク、昆布で長時間煮込んだスープに、自家製の地鶏団子や骨付き肉のほか、五穀生麩、京お揚げ、九条ネギがたっぷり。おいしくて美肌効果も期待できる、一石二鳥の定食です。

「青家」限定のスペシャルパフェで至福のひと時

食事のしめくくりに、とっておきの京甘味パフェはいかが? 高さ約15cmのグラスに入った「丹波黒豆きなこと小豆アイスパフェ」は、自家製の豆乳抹茶シフォンやわらびもち、黒糖あんこ、丹波黒豆など10種の甘味の上に、小豆アイスをトッピング。京都から仕入れる八つ橋や五穀生麩まで入ったパフェは、口に入れるたび違った味や食感をたのしめる、幸せなスイーツです。

中目黒にある「青家」で、京都のおばんざいや甘味を、ゆったりと楽しんでくださいね。

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