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もう キャベツを無駄にしない! 長持ち保存のコツと使い切りレシピ

  • 2016.9.10
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生はもちろん、炒めても煮てもおいしいキャベツ。料理のボリュームアップになるし、レシピのバリエーションも豊富なので、食卓にあがる頻度が高い食材のひとつです。その割には1玉買うと使い切れないこともあり、意外と難敵!

© Alexander Raths - Fotolia.com

そこで今回は、キャベツを長持ちさせる保存方法と、まるごと楽しめるメニューを紹介します。

■キャベツも冷凍できるの?

キャベツの保存は涼しい場所で、夏場は冷蔵庫に入れたほうがいいでしょう。芯をくりぬいたら水を含ませたキッチンペーパーを入れ、濡らした新聞紙で包んでからポリ袋に入れるのが基本の保存方法です。カットしたものはラップで包んでから保存しましょう。

もっと簡単ですが、1週間以上キャベツを長持ちさせる方法があります。それは、外側の葉でキャベツを包む方法。スーパーで購入時に取り除いてしまうこともある外葉ですが、キャベツを守る働きがあるので捨てずにとっておきましょう。

一度に使い切らない場合は、カットするのではなく、外側から1枚ずつはがして使うほうが長持ちします。

キャベツは冷凍保存も可能です。千切りや一口大にカットしたら、保存袋に入れて冷凍庫へ。さっとゆでて水気をきってから冷凍すると、解凍後も食感が残りやすくなります。炒めものやスープ、味噌汁の具におすすめです。

■炊飯器でできる! 「旨みぎっしりキャベツスープ」

キャベツを1玉、まるごと消費したいなら、炊飯器を使ってみましょう。手軽でおいしい時短メニューです。

<作り方>

1. 芯を除いたキャベツとベーコン2~3枚を炊飯器に入れる。

2. キャベツが半分くらい埋まる程度に水を入れ、顆粒コンソメ大さじ1を全体に振りかける。

3. 炊飯器の「早炊き」モードのスイッチを入れる。

4. キャベツが煮えたら、塩・コショウで味を調えてできあがり。

キャベツの旨みがぎっしり溶け込んでいるので、スープも全部いただきましょう。ベーコンのかわりに、ソーセージやツナを入れてもOK。コショウは黒の粗挽きがおすすめです。

今回は芯を取り除くレシピを紹介していますが、炊飯器でやわらかくなるのでそのままでも問題ありません。

■電子レンジで簡単! 「豚とキャベツのミルフィーユ」

お次は、電子レンジを使った簡単メニューを紹介します。ミルフィーユ状の見た目も楽しんで。

<作り方>

1. キャベツをざく切りにする。

2. 深めの耐熱容器にキャベツと豚肉を交互に入れる。

3. ラップをして3~4分、電子レンジで加熱する。様子を見てキャベツがまだかたければ、30秒単位で加熱時間をプラスする。

4. おろしポン酢や好みのドレッシングをかけて召し上がれ。

豚肉の量は、使用する容器の大きさに合わせて調整してください。トマトをはさんでもおいしいですよ。

■素材の味をかみしめたいシンプル調理

最後に紹介するのは「焼きキャベツ」。1/4~1/8にカットしたキャベツにオリーブオイルをかけ、オーブンやフライパンで焼くだけ。塩コショウのみのシンプルな味付けなので、塩にはこだわりたいところです。ハーブ塩やガーリックソルトがぴったり。

アンチョビソースやチーズソース、バルサミコ酢をかければ、シンプルなのにおしゃれな一品になります。

こうした簡単レシピを覚えておけば、キャベツのまとめ買いをしても、余らせてしまっても大丈夫。子どももよろこぶメニューなので、保存することなく使い切れてしまうかも?

(藤井蒼)

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