イーストウッド、『ハドソン川の奇跡』NYプレミアで日本へメッセージ 「私にとっては特別な国」

クリント・イーストウッド監督最新作『ハドソン川の奇跡』のニューヨーク・プレミアが、現地時間9月6日に米ニューヨーク・リンカーンセンターのアリス・タリー・ホールにて行われた。

本作は、2009年にニューヨークのハドソン川で起こった航空機事故の生還劇を描いた人間ドラマ。会場には、イーストウッド監督をはじめ、主演のトム・ハンクス、共演のアーロン・エッカート、映画のモデルになったチェスリー・サレンバーガー機長本人らが集結した。

イーストウッド監督は、ニューヨークでプレミアが開催されたことについて、「ニューヨークについての物語ですし、ニューヨークで起きた事故だから本当にここで行えて良かったと思っている」と心境を語りながら、「とてもいい物語に仕上がっていて、サリー機長についての素晴らしい物語でもある。サリーが乗り越えなければならなかった困難を描いている」とコメント。

日本のファンに向けて、「僕は日本のファンのみなさんが大好きです。日本を舞台にした映画(『硫黄島からの手紙』)を撮ったこともあるくらい、私にとっては特別な国。みなさんに気に入っていただけると嬉しいです」とメッセージを送った。

ハンクスとともに来日することが決定しているエッカートは、「良い人たちに恵まれて作品が完成したと思う。監督は素晴らしい俳優であり監督。トム・ハンクスは世界一の俳優だ。一緒に映画を撮れて感激しているよ」と振り返る。来日については、「日本が大好きなんだ。前回行った時、皇居の周りを走ったんだ。すごく楽しくて、またやってみたい」と願望を語った。

サリー機長を演じたハンクスは、「実際のサリーは男の中の男だった。事故のことは世界中の人が知っていたけど、機長についての真実は誰も知らなかった。その真実を伝えることに演じる意味があると思ったんだ」とサリー機長を演じることにした理由を明かす。また、「上質な作品で、僕をカッコ良く演じてくれていると褒めてくれたので、その言葉を墓場まで持っていきたいと思っている(笑)」とサリー機長からかけられた言葉にも触れた。

一方のサリー機長は完成した映画について「とても気に入った。とても感動的な経験だったよ」と率直な感想を語りながら、「トムがキャスティングされてとても嬉しかった。彼は『多くの映像を見て、僕がどう話すか、どう歩くか、何を考えてどう物事を言うか見つけた』と言っていたよ」とハンクスが行った役作りにおける裏話を披露した。

なお、ハンクスとエッカートが参加する9月15日のジャパンプレミア・レッドカーペット・イベントには、市川海老蔵が登壇することも決定した。(リアルサウンド編集部)

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