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寝起き3分でポッコリお腹解消!今すぐできる「腸タッピング」

  • 2016.9.7
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9月に入り、ショップのウインドウには秋物がずらりと並び始める季節になりました。その一方「夏までに!」と気合が入っていたダイエットへの熱意は“食欲の秋”なんて言葉にかき消され、10月に入るころにはポッコリお腹の復活……。

今年はそんなことにならないよう、ポッコリお腹の大きな原因である腸内環境を整えて、秋冬のファッションを楽しめるようにしたいですね。そこで今回は、腸内環境をテーマに数多くの講演活動をする筆者が、忙しい女性でも今日からできる朝の腸活習慣をご紹介します。

 

■1:寝起きの3分を有効活用!腸タッピングって何?

自律神経のひとつ、副交感神経が最も活発なのが睡眠中。この副交感神経は、胃腸の働きを促進する作用もあります。しかし、忙しい女性は朝、目覚めると同時に頭の中はフル回転……。これでは、交感神経が刺激を受け、腸の働きが鈍り始めてしまいます。

そのため、朝は目が覚めてからすぐに活動的になるのではなく、まずはベッドで横になったまま腸に刺激を与えてあげましょう。

一般的にお腹に“のの字”を書くとよいと言われています。しかし、多くの人はおへそから小さな円を書いてしまいがちで、それでは小腸を刺激しているだけで肝心の大腸に刺激が届きません。腸内環境を整えるためには、大腸の動きを活発にすることがポイントなのです。

そこで、目が覚めてベッドに横になった状態で腸をタッピングしていきましょう。タッピングは、お肌の血行を良くするための動作のことで、両手の4本の指先を揃えてトントンと軽く叩くようなイメージで行います。

右側骨盤のすぐ内側からウエストライン辺りまで、そこからは左に向けて横方向に。左側骨盤の延長線上まできたら下に向けてタッピング。これを3分ほど繰り返します。

 

■2:朝の水分補給は白湯で!

白湯とは、いったん沸騰させたお湯を50℃程度まで冷ましたものです。温かい白湯を飲むことで胃腸が温まり、活発に動くようになります。

また、白湯には古くから朝に飲むことで、睡眠中に腸に溜まった老廃物を流し出すデトックス効果や便秘解消効果があるだけでなく、血液の循環が良くなるので基礎代謝の向上、美肌にも効果があると言われています。

 

■3:朝食はもち麦おにぎり

ここ最近、大麦の一種“もち麦”が静かなブームになっていますね。その特徴は、βグルカンという水溶性食物繊維が非常に豊富なこと。水溶性食物繊維は、便の水分を保持しスムーズなお通じを促してくれます。

しかも“ヤセ菌”とも呼ばれるバクテロイデス門などの善玉菌を増やす作用があるという優れもの。プチプチとはじけるような食感も楽しく、自然に噛む回数を増やしてくれます。

「忙しい朝にご飯なんて面倒……」と思っている人は、白米と混ぜて炊いて前夜におにぎりにしておくのがオススメ。もち麦のβグルカンと冷めた白米のレジスタントスターチのWの効果で腸内環境を整えてくれます。

もし、お漬物を切る時間さえあれば、これに植物性乳酸菌の豊富な糠漬けをプラスすればさらなる効果が期待できるでしょう。

 

いかがでしたか? 今回はとても忙しい女性向けの朝の腸活習慣をご紹介しました。ぜひ今日から試してみてくださいね!

【筆者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Petrenko Andriy / shutterstock

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