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「アドラー心理学」をダイエットに活用しよう!

  • 2016.9.4
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女性の永遠のテーマであるダイエット。ママにとっても悩ましい問題ですよね。「アドラー心理学」で、一風変わったダイエット法を試してみませんか?

© stokkete - Fotolia.com

■アドラー心理学ってどういうこと?

アドラー心理学はオーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラーが創始しました。根本としては、人は人、自分は自分として目標や計画を立てるようにする、個人を尊重した考え方をするということ。また、過去よりも未来を見て、目標に向かっていくことを推奨するという考え方です。

つまり、「過去の原因探し」をしない、ということ。簡単に言いますと、いまマイナスの状態で悩んでいるなら、プラスにしか向かわないから過去を見なくて良いというようなニュアンスです。

■アドラー心理学でダイエット

アドラー心理学では、理想の自分と現在の自分とのギャップはマイナスポイントではないと考えます。

これをダイエットに生かすとしたら、「いまはこのサイズの洋服を着られないけど、着られない自分を嘆くのではなく、その劣等感を目標に変えてがんばる力を見いだそう」という考えです。

「“人間は自分で自分を変える力を持っている”という基本をもとに努力を続けていけば、ダイエットは絶対に成功する」と思うようにします。

また、どうしていまダイエットをしているのか、自身で確認することも必要です。目的と目標、手段(計画)をまずは頭に置きましょう。

例としては、次のような形です。あまりストイックにならず、ありのままの自分を受けとめてスタートするのがコツです。

・「目的」健康を維持するため(このまま太っていたら体に影響がある)

・「目標」ウエスト5センチ減、体重5キロ減

・「手段」食べる量を腹八分目にして、ウォーキングを1日20分

・「期間」3ヶ月

たとえば、1ヶ月で2キロ痩せたい場合、まずは次のような目標を立てて実行します。

・お菓子は朝か昼間にひとつだけにする。

・夜の21時以降は食べないようにする。

・朝ごはんはきちんと食べるようにする。

・1日20分、ウォーキングをする。

しかし、お菓子をどうしても我慢できず、寝る前に食べてしまった! ということがあるかもしれません。

その場合にも落ちこまず、「明日またやり直せばよい。こうした日が続かなければ大丈夫」というように、自分で立てなおすようにします。

疲れていてウォーキングができなかった日があっても、次の日からまた、きちっとやればよい。そう思って立てなおす気持ちを持つことが大事。ただし、違反が毎日続かないようにします。

■アドラー心理学では不完全は恥ずかしくない

ダイエットに疲れたら、1~2日休んでもアドラー心理学ではOK。完璧を求めずにゆるい気持ちで、自分の行動を信じて進みましょう。

『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)で有名になったアドラー心理学ですが、自分を責めたり、ストイックになりすぎることはありません。

できない日があっても「次の日」にやりなおせばよい、観念に振りまわされず目標に向かっていこうという考えを持つと、ダイエットの成功は近くなると思います。

アドラーの嫌われる勇気は、人や周りを気にした発言や生活をしているより、ときには自分の思うことをぶちまけよう、そして前に進もうというメッセージもこめられています。

失敗しても自分を責めないように、次に向かって過去を振りかえらずに進むことは、ダイエットでもマイナスをプラスに向かわせるということになるのですね。

(OFFICE-SANGA)

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