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「贅沢した」と感じる外食費はいくら?【パパママの本音調査】

  • 2016.9.1
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毎日の食事作り、大変ですよね。さらに夏休みになると、子どものお昼ごはんも増えます。そうめん、焼きそば、レトルトカレー、なんとか手がかからないお昼ごはんを至難の業で考え出し、あっという間に夕食の時間。

©hinata815 - Fotolia.com

ワーキングマザーの場合は「晩ごはんの残りをあたためて食べて」「今日のお昼は買って食べて、お金置いとくね」と猛烈に忙しい朝になります。

主婦業の負担を軽減する外食のメリットとは

次から次へと来る食事の準備に「ゆっくり外食したい!」と思って当然なのです。外食のよいところは普段と違うもの、家では作らないものを味わうだけではありません。買い物をしなくてもよい

献立で悩まなくてよい

食器やお鍋やフライパンを洗わなくてよい

パパでもママでも「ごはんを作る人」にとって、この3大要素は大きなメリットです。特に食後の片づけは、少しビールを飲んでほろ酔い気分になった大人には「一番さけたい家事」になることも。

できれば食べ終わったらゴロンと横になりたい、のんびり家族と会話を楽しみたい、たまに心の底から「外食したい」と思うのです。

しかし、外食はお金がかかります。お財布と相談して「行くべきかあきらめるべきか」厳しい選択をしなければなりません。

Q.「贅沢した」と感じる外食費はいくら?

¥1,500以上 28.7%

¥3,000以上 28.8%

¥5,000以上 34.6%

わからない 0.6%今回アンケートで「贅沢した」と感じる外食費はいくらかたずねたところ、5,000円以上が34.6%でトップでした。各家庭の構成人数でも違いがありそうです。

5人家族ならば、1人1,000円とすると全員で5,000円。コメントではファーストフードでも、まわるお寿司でも5人で行くと贅沢な金額になるとあります。おじいちゃんやおばあちゃんがごちそうしてくれる、ママがフルタイムで働いているのでダブルインカムだからなんとかなるなど、各家庭によって外食費に対するとらえ方はさまざまであることがわかりました。

「5人家族でそのうち3人が男の子なので、ファミレスでも8,000円くらいになってしまい十分贅沢ですが、食べ放題じゃない焼き肉や、回らない寿司屋は「贅沢した~」ですね。」(静岡 40代男性)

「高校3年 中学3年の息子がいます。子どもたちもいろいろ忙しく、そろうことが難しくなってきました。金額もそうですが、そろってゆったりと食事をすることが、贅沢に感じます。外だと話をしてくれたりするので、いいコミュニケーションになっています。」(三重県 40代 女性)

「1週間分の食費の買い物分を、1回の食事で消費したと考えるだけで、贅沢しすぎたと感じます。」(東京40代 女性)

手間が省かれるだけじゃない、外食をすることの喜びはここにある

食事代に代えられない「無形の幸せ」を見出すコメントも特徴的でした。子どもたちがとても喜ぶ。日常とは違う空間で、いつもと違うごはんを食べる。ママはなんだか楽ちんみたいでご機嫌。それだけで子どもはワクワクします。

お寿司が回っていようが止まっていようが関係ありません。100円のハンバーガーでも1,800円のハンバーガーでも家族一緒に出かけていることが嬉しい。家族が喜ぶ顔を見てパパも嬉しいそんなコメントが目立ちました。

外食をすることで得られる子どもたちの社会性

外食は、子どもたちに食事のマナーも教えることができます。また、接客という仕事があることも学びます。年頃の子どもにはアルバイト意欲が芽生えるかもしれません。そして「高いものを頼むとパパとママが困った顔をする」のを察知する能力、気づかいのスピリッツも養われます。プチ贅沢で家族のハッピーと子どもにマナーと気づかいを教える。そう考えると、「外食というイベントのために頑張って働こう! 」と意欲が湧いてくる気もします。

一人5,000円以上なら贅沢と答えた方もいました。これはこれで教育の一環であると思います。知らない世界を垣間見る、高級店の味を知ることで子どもたちが夢を見るきっかけを作る。「子どもたちよ! 仕事をたくさんして、これぐらいの食事を自分で食べることができる大人になりなさい。上質の空間と味を知っておいて損はないんだよ」。こんなことを言える親もかっこいいかもしれませんね。

Q. 「贅沢した」と感じる外食費はいくら?
集計期間:2016.08.23 ~ 2016.08.29
アンケート回答数:6665件
ウーマンエキサイト×まちcomi調べ

(二松まゆみ)

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