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栄養バランス満点! 人気のエスニックフード「バインミー」を作ろう

  • 2016.8.30
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ベトナム風サンドイッチ「バインミー」の人気がじわじわと上昇中。バケットに野菜や魚、肉をはさんだボリューム満点の一品で、手軽に作れる上に栄養バランスも抜群です。エスニック風のおしゃれなサンドイッチは、ホームパーティーにも彩りを添えてくれます。

© JoannaTkaczuk - Fotolia.com

たった3ステップで完成

まずは基本のレシピをご紹介。メインとなる肉や魚は、好きなものをチョイスしてOKです。

<材料> 1人分

バケット(15~20センチ) 1本(フランスパンでも代用可)

紅白なます 100グラム(※1)

メインの具(※2) 適量

レタス 1~2枚

パクチー 適量(お好みで)

(A)

レモン汁(または酢) 大さじ1

ナンプラー 小さじ1~2

スイートチリソース 小さじ1

※1:大根とにんじんを細切りにし、甘酢につけたもの。にんじんを多めにしたほうが彩りもきれいに。

※2:牛肉や豚肉を塩コショウで炒めたもの、ハム、サラダチキンなど、ほとんどの肉料理と相性抜群。魚肉ソーセージやサバフライなどもOKです。

<作り方>

1.バケットの横から切り込みを入れて、バターを塗る。バケットを少し焼くと香ばしさがUP!

2.紅白なますの水気を切り、(A)をまぜたものとあえる。

3.バケットにレタスを敷き、その上にメインの具、紅白なますをのせて、パクチーをトッピング。最後にスイートチリソース(分量外)を具の全体にかけてできあがり。

正月料理の定番である「なます」と、エスニックの調味料が絶妙にからみあいます。なますは常備菜としても使えるので、ストックしておくと便利です。

ソースを使ったアレンジメニューも

基本のソース(A)を覚えておけば、ふだんのサラダをエスニック風にアレンジすることも可能です。トンカツなどの揚げ物はもちろん、アボカドやエビ、卵などとも相性がよく、残り物をおしゃれにリメイクすることができます。

バケットにそのままかぶりついてもいいですし、フランスパンで作った場合は、カットすればそれだけで華やかなパーティーメニューとなります。

エスニック料理の特徴は、酸味と辛味、そして甘味がマッチしていること。ただ、どれを強く打ち出すかは好みがかなりわかれるので、味見しながら調節してください。

ベトナムでは「ニョクマム」を使いますが、今回は入手しやすいナンプラーを使用。どちらも同じ魚醤なので、好きな方を使っても問題ありません。ただし、塩分が強いので入れすぎないように注意して。

また、より本格的な味わいを求めるならレモン汁をライムの搾り汁に変更し、桜エビや砕いたナッツをトッピングしましょう。

子どもには「なんちゃってバインミー」を

エスニックフードが好きな女性は多いですが、男性には苦手な人も少なくないですよね。とくにパクチーが嫌いな男性は多く、子どももあまり好みません。苦手な人には無理に食べさせず、のぞいたものを提供しましょう。

また、子どもにはナンプラーやスイートチリソースのニオイが嫌だと感じるかもしれません。その場合はソースを使わず、好みのドレッシングをかけるといいでしょう。エスニック風の味わいではなくなってしまいますが、家族といっしょに同じようなものを食べられるほうが子どもも喜ぶはず。

バケットとなます、それに基本のソースがあれば、あとは好きな具材をチョイするだけでOK。野菜不足のときはトマトなどをプラスしたり、魚が足りないときにはツナを挟んだり。不足しがちな栄養素を一品でフォローできるところも、バインミーの魅力です。

(藤井蒼)

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