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赤ちゃんにも安心! 香りもここちよい「自然派虫よけ」の作りかた

  • 2016.8.29
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腫れたりかゆかったりと、嫌な虫さされ。さらに近年では蚊を媒介とした病気の話題もあり、できるだけ子どもを虫刺されから守ってあげたいですよね。

© Halfpoint - Fotolia.com

でも、まだ小さい子どもや赤ちゃんの場合、市販の虫よけ剤を使うのは化学成分が気になる…というママもいるかもしれません。

そんな場合は、自然素材を使って簡単に虫よけを手作りしてみてはいかがでしょう?

■香りも◎ アロマで虫よけ

アロマオイルの中には、「シトロネラール」という虫が嫌がる香り成分を含むものがあります。おすすめは、レモングラス、シトロネラ、レモンユーカリ(ユーカリシトリオドラ)。1種類だけでなく、好きな香りをブレンドして楽しんでもよいですね。

お出かけの際には、アロマで虫よけスプレーを作ってみましょう。用意するものは、エッセンシャルオイルのほか、精製水と無水エタノール。無水エタノール5mlにオイルを3~5滴入れてよく混ぜ、次に精製水45mlを加えて混ぜ合わせればOK。

スプレーボトルに入れ、日光のあたらない涼しい場所で保管しましょう。

■ハッカ油の天然虫よけ

ハッカ油とは、ハッカソウというミントから作られた植物性の油のこと。疲労回復やリラックス効果もあるといわれ、アロマオイルとして使われることもあるのだとか。このハッカ油を使って、天然の虫よけスプレーを作ることができます。

作り方は簡単。まず無水エタノール10mlにハッカ油5滴を加えて混ぜ、そこに水90mlを入れてよく混ぜます。ポリスチレン素材のスプレー容器に入れると溶けてしまう恐れがあるので、注意してくださいね。

■手作り虫よけスプレーの使い方

作った虫よけスプレーを肌に直接使う場合は、まず目立たない場所につけて様子を見ましょう。ただし、赤ちゃんのうちは、アロマ製品が直接肌に触れるのはできるだけ避けた方がベター。服や靴、ベビーカーなどにスプレーすれば、香りで虫が近寄るのを防いでくれます。

顔の場合も直接つけず、帽子などにスプレーするようにしましょう。

家の中で使うなら、網戸やベビーベッドに吹きかけて。また、室内の場合は、アロマオイルを小皿に入れて置いておくだけでも虫よけになります。小皿に重曹を大さじ2~3杯入れ、そこにアロマオイルを5滴ほど垂らしておきましょう。玄関や窓など、虫が外から入ってきそうな場所に置いておくとより効果的です。

香りもここちよい手作り虫よけがあれば、夏のおでかけも安心。子どもの肌を、虫からしっかりガードしてあげましょう!

(加藤朋実)

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