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今からやっておけば将来安泰! 親子でつける「勉強ぐせ」

  • 2016.8.28
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「うちの子、まったく勉強しないんです…」と、頭を抱える小学生のママたち。子どもたちは生意気盛りで、言い訳したり口ごたえしたり、どうにかしようにも、一筋縄ではいきません。

勉強は、何より習慣化が大事。そして、はじめの一歩は幼いうち、就学前に踏み出しておくと楽ちんです。将来あたふたしないためにも、今からクセづけを始めましょう!

© Oksana Kuzmina - Fotolia.com

■何はともあれ、先手必勝

物心ついてから「勉強」という言葉を聞くと、ため息をついたりげんなりしたり…。楽しい気持ちになるのはごくごく、まれ。たいてい、テンションは上がりません。

理解することや知識が増えることは本来、楽しくうれしいことのはずなのになぜか、気持ちが萎えてしまうのです。

その原因は、「大変」「難しい」「つまらない」などと、あちこちで植えつけられたマイナスイメージと、「苦手」「どうせわからない」といった勝手な思い込みのせい。また、親や先生にほめられたり、「できた!」という成功体験が少ない場合も、勉強に対して消極的になりがちです。

でも、こうした状況を回避できれば、最初から諦めたり、多少つまずいても勉強嫌いになることはありません。大事なのは、マイナス要素に侵される前に、いかにポジティブな経験をさせるか。そのため早期の刷り込みが必要なのです。

■「勉強=楽しい時間」を刷り込んで

まだ物心つかない小さな子どもたちは、「勉強」という言葉が大好きです。

彼らにとっての学びは、「できた!」と喜びそのもの。遊びの一環だと思っていて、ネガティブな印象は一切ありません。そんな無邪気な時期にこそ、たくさん「勉強」という言葉を使うべき。

数を数えたりモノの名前を覚えたり、文字を読んだり書いたり…。楽しいことをするときはあえて、「お勉強しよう!」と声がけしていると、いいイメージがどんどん重なっていくはずです。

ただしその際、本やDVDなどを与えるだけで、ひとりぼっちにさせてはダメ。飽きたりつまらなく感じやすいので、一緒に取り組むといいでしょう。

とはいえ、何かと忙しいママの日常。ガッツリ面倒見るのはなかなか難しいかもしれません。そんなときは、ただそばにいるだけでもOK。洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりと家事をしながらでもいいし、雑誌や本を読んだり、自分の時間を楽しみながらでもいいでしょう。

「ママと一緒の安心感」を与えてあげればそれだけで、子どもにとって楽しい時間になるはずです。

■「教える」ことで、勉強はどんどん楽しくなる!

学びの意欲を高めるためにもう一つ、ママたちに育んでもらいたいのが、「教える」喜び。得た知識は、それを誰かに伝えることでより定着し、伝えたいという気持ちがあれば、さらなる知識を得ようと貪欲になるもの。誰かに教える楽しさに目覚めると、学習意欲はぐんぐん高まるのです。

「この虫の名前、教えて」「雨はどこから降ってくるのか知りたいな」など、子どもがわかっていることをあえて質問してみてください。きっと得意気に話をしてくれるはず。もっとママに教えたくなって、いろいろなことに興味を持ち始めるでしょう。

子どもに教えてもらったら、ギュッと抱きしめて。「スゴイ!」「物知り!」「天才!」「もっと教えて!」など、親バカ丸出しでほめてあげることも忘れずに!

(ハルノ コトリ)

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