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やせにくいのは体型のせい!?ダイエットの疑問を徹底解説

  • 2016.8.28
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体質によって太りやすい、やせやすいなどの差は確かに存在します。では、体型によっても太りにくい、やせにくいなどの差はあるのでしょうか?今回は、体型によるやせにくさの差や体型別のおすすめダイエットについて、解説します。

■体型=脂肪のつきやすさ!?

体型によって、太りやすい、やせやすいなどの差はあるのでしょうか?一概にはいえませんが、ある程度は体型による太りやすさの差はあると考えられます。

太りやすい、やせやすいなどの体質は、遺伝子によるものと考えられています。肥満に関係する遺伝子は50種類以上あるといわれており、その組み合わせによって3つの体型のタイプに分けられます。3タイプの体型とは、脂肪の付き方による見た目から果物にたとえて、「リンゴ型」「洋ナシ型」「バナナ型」の3つです。

■内臓脂肪がつきやすい「リンゴ型」

リンゴ型とは、ウエスト周りを中心に全体的に丸い体型です。どちらかというと下半身よりも、おなかやウエスト、背中など、上半身に脂肪が蓄積しやすいのが特徴で、どちらかというと女性よりも男性に多く見られるタイプです。

リンゴ型の人は、体脂肪率が高く、内臓脂肪も多い傾向があります。代謝が悪いため太りやすくやせにくいといえるでしょう。

リンゴ型の人のダイエットは、炭水化物などの糖質やアルコールの量を減らし、筋肉の素となる良質のタンパク質をしっかりと食べるよう心がけてください。内臓脂肪を減らすエクササイズには有酸素運動が効果的。ウォーキングやランニングなどで筋肉量も増やしていきましょう。

■皮下脂肪がたまりやすい「洋ナシ型」

洋ナシ型とは、上半身よりもお尻や太ももなどの下半身が太っている体型を指し、どちらかというと女性に多く見られるタイプです。下半身を中心に皮下脂肪がたまりやすいのが特徴です。

洋ナシ型の人もリンゴ型と同じく代謝がよくありませんが、特に脂質の代謝が悪いといわれています。それにもかかわらず、脂肪分の多い食べ物を好む人が多いともいわれています。

洋ナシ型の人は、脂肪分の摂取を減らし、脂肪の代謝に欠かせないビタミンB2(レバー・うなぎ・乳製品・納豆などに多い)を積極的に取りましょう。運動面では、筋肉量を増やすエクササイズと有酸素運動を両方取り入れるといいですよ。

■全体の筋肉量が少ない「バナナ型」

下半身と上半身のどちらかが太いわけではなく、全体的にメリハリのない体型がバナナ型です。バナナ型の人は下腹が出ているポッコリおなかの人も多く見られます。一見するとそれほど太っていないようでも、筋肉量が少ないため、一度太ってしまうとなかなかやせにくいといわれています。

バナナ型の人のダイエットは筋肉量を増やすことがポイントです。良質のタンパク質やタンパク質の代謝に欠かせないビタミンB6(魚介類・レバー・大豆製品などに多い)を積極的に取るようにしましょう。運動面では筋トレが効果的。筋肉量を増やすとともにインナーマッスルを強化して、ポッコリおなかを解消しましょう。

■代謝をいかに上げるかがポイント

どのタイプの体型にしても、ダイエットのポイントとなるのは代謝を高めること。良質のタンパク質や代謝に欠かせないビタミンB群をしっかりと取り、運動で筋肉量を増やすようにしましょう。(harunatsu/ライター)

(ハウコレ編集部)

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