手作業で施される彫り模様にくぎづけ。「U’U’（ウウ）」の陶器アクセサリー

デザイナー小駒眞弓さんによる、陶器を使ったアクセサリーブランド「U'U'（ウウ）」。特徴的な堀り模様のデザインは、手作業とは思えぬほど繊細で思わず見入ってしまう完成度の高さです。釉溜まりによって色味が異なる個性豊かな作品の中から、あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。

手のひらから生まれる、つややかな結晶「U'U'」

出典：

https://www.facebook.com/UUceramicjewelry/photos/a.334407473258548.84735.223421881023775/1195135703852383/

手の中から生まれる結晶

SiAlCaFeCo

陶磁器はその組成において鉱物や宝石ととても近いもの


膨大な時を重ねて形成されていく鉱物たちのような

小さなものが整然とつながっていく構築感

時間や意識が凝縮され結晶化していくイメージ

手の中から生み出される唯一無二の結晶たち

出典：http://uu-unununium.blogspot.jp

元々粘土遊びが好きだったというデザイナーの小駒眞弓さん。ビーズや拾った石などを使って、小さな頃からすでにアクセサリー作りを楽しんでいたそうです。「U'U'」では、ふとした時に触れたくなるような質感、ずっと見ていたくなるような陶器独特の魅力が詰まったアクセサリーを展開しています。それぞれに施された細かなディテールは、手作業とは思えぬほど精密で、つい見入ってしまうものばかりです。

オリジナルの彫り模様が美しいアクセサリー

ぽってりデザインが可愛らしいリング

出典：

https://www.facebook.com/UUceramicjewelry/photos/a.633819719983987.1073741826.223421881023775/1061838257182129/

大ぶりサイズのデザインが目を引く定番アイテムのリング。彫り模様によって濃淡が生まれる、ほのかに青みがかったアンティーク調のグレーカラーがとってもきれい。

出典：

https://www.instagram.com/uu.ceramic.jewelry/

「U'U'」のSNSでは、実際に彫り模様を作成している動画も度々アップされます。職人技としか言いようがない、本当に細かい作業に感動してしまいます。

焼き上げるときの生地の収縮や、釉薬の厚みなどにより、どうしてもリングサイズをぴったりに作り上げることはできないのだそうですが、実際に指にはめてみて、自分に合うものと巡り逢うというのも素敵だと思いました。

耳元を上品に飾るピアス

出典：

https://www.instagram.com/p/7wskezPR76/

手彫りの柄が、まるで描かれたものかのように美しく映えるピアスたち。手彫り柄と、金彩やプラチナ彩などが施されたシックな印象のモチーフと、白い釉薬で上品に仕上げたものなど、異なる印象のアイテムに目移りしてしまいます。

モチーフ違いで集めたくなるヘアゴム

出典：

https://www.instagram.com/p/zd9g9KvR6W/

陶器のしっとりとした質感とつややかな輝きにうっとりするヘアゴム。アンティークレースのような上品なデザインが素敵です。大きめモチーフですが、14g程度の重さで使いやすいのもです。まとめた髪の毛に沿うように絶妙にアールをつけてるので、結い上げた姿も美しく見せてくれます。ヘアゴムだけではなく、バッグの持ち手に飾ってみたり、ストールを留めるのに使っても素敵ですね。

ビーズのような細かさが愛らしいシリーズ

出典：

https://www.instagram.com/p/BBq8iJPvR9i/

ちょこんと小さな陶器モチーフを飾ったシリーズは、他にはない華奢な印象が魅力です。甘いドロップをイメージしたという長方形のモチーフが揺れるネックレスは、チェーンを好みに合わせて２段階に調節することが可能で、コーディネートに合わせてさりげなく存在をアピールします。

片方ずつ販売しているピアスは雨粒をイメージした、アンティークビーズのようなデザイン。細くて華奢なチェーンがついているので、まるで耳元に垂れる雨粒かのような趣のある雰囲気に。どのモチーフも、釉溜まりによる色の濃淡が美しく、それぞれに個性ある表情を浮かべます。

出典：

https://www.facebook.com/UUceramicjewelry/photos/a.334407473258548.84735.223421881023775/1055993224433299/

「U'U'」のアクセサリーは、各地での展示や取扱店で販売しています。定期的に行われるイベント出展時などは、デザイナーの小駒さん自身も店頭に立たれることがあるそうです。作り手の方の思いを感じながら作品を選べるなんて、贅沢なひと時になること間違いなしですね。