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視力低下をSTOP! 液晶画面の光線から子どもの目を守る方法

  • 2016.8.22
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こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

テレビ、パソコン、ネットゲーム、携帯電話……どれもが生活に密着した存在です。

冷蔵庫や洗濯機とは違って、持っていなくても暮らしていくことはできるかもしれませんが、物足りないと感じるのは確かでしょう。

特に、生まれたときからこれらの製品に囲まれて育ってきた若者や子どもにとっては、あって当たり前の存在になっています。

これらに共通しているのが液晶画面。液晶画面の見過ぎが視力低下の原因になることは周知の事実ですが、だからといって、液晶画面を追放しようという動きはありません。

なぜなら、液晶画面を見たからといってすぐに目が見えなくなるわけではなく、実感がわかないうえ、楽しくおもしろい遊び相手であり、生活を便利にしてくれる存在だから。

そうは言っても、成長過程の子どもの視力低下は社会問題になるほどです。今後も液晶画面を見ることはやめられそうにない、でも視力を守りたい。

そんなちょっとわがままな親と子の願いを叶えるために、生活に取り入れたい、目を守り視力を回復してくれるグッズ をご紹介します。

●液晶からの刺激を減らしてくれるフィルター

液晶画面を見ることをやめられないなら、液晶画面から出る目に悪い光線をシャットアウトしてしまえばいいと考えて生まれたのがフィルターです。

テレビやパソコンのモニターなど、比較的大きな画面向きで、画面全体を覆うことができるので、メガネなどよりも目を守る効果が高いと言われています。

テレビやパソコンゲームなどが発する刺激的な光線は目だけでなく脳を興奮させる とも言われますが、このフィルターはそれも防いでくれます。

●パソコン用メガネで小さな画面からも目を保護

携帯型のゲームやスマホなどの小さな液晶画面には、テレビやモニターにつけるようなフィルターをつけることができません。

シートタイプの保護膜を貼ることはできますが、これはフィルターほどの効果は見込めないそうです。

そこで登場するのがメガネ。日常生活でかける近視・遠視・乱視などのメガネとは別のPC用と言われるものです。

これは、小さな液晶画面から発せられるチカチカする光や目には見えないブルーライトなどをカットして目を守ってくれる最後の砦です。

メガネをかけ慣れていないと煩わしかったり、かけ忘れてしまったりする恐れはありますが、PCメガネはあらゆる液晶画面に適応する優れもの です。

●タイマーで強制終了

テレビもネットサーフィンもゲームもメッセージングも、大人でさえなかなか止め時を見つけられず、ズルズルと長時間夢中になってしまうおもしろさと怖さを持っています。

それが子どもであれば、時を忘れてしまうのも無理のないことですね。

でも、長時間画面を見続けることは、たとえフィルターやメガネである種の光線をシャットアウトしていたとしても、目の疲労をもたらし視力低下につながってしまいます。

そこで、アラームをセットしましょう。テレビなどならお休みタイマーが便利です。それ以外の機器には、キッチンタイマーで十分。

子どもと画面の付き合いは30分~1時間に一度の休憩を目安 に、アラームが鳴ったらその場を立ち一度画面から離れることを習慣づけます。

また、タイマーの約束は、いくらドラマやゲームが佳境に入っていても守るべきルールとして、子どもも大人も従うことが大切。

どうしても見たい番組がある場合は、相談の上でその番組が終わるまでの時間を計算してタイマーをかけましょう。

タイマーをかける時点で親と子の両方が納得していないと後でケンカになります。

●目の休憩と体操で疲労も視力も回復

フィルターやメガネ、タイマー活用で液晶画面からの刺激を最小限に抑えても、ゼロにはできていません。

そこで、目を休ませる休憩タイムをしっかりと取りましょう。

小さな穴があいたピンホールメガネは毛様体筋を休ませる働きがありますが、かけてみると分かるように、小さな穴から見えるその世界のクリアさにびっくり。子どももおもしろがってかけてくれます。

アイマスクで視界をブラックアウトして休ませながら、福笑いゲームをしたり、目隠し鬼をしたりといった時間を持つのもおすすめです。

目の休憩は視力低下を防ぐ効果はあっても視力回復に直接はつながりませんが、目の体操は別です。

遠くと近くを順番に見て、焦点を合わせる筋肉のストレッチ をしたり、目玉を上下左右にゆっくりと動かす目のヨガ をしたりするだけでも十分な運動になり、視力低下を防いでくれます。

●まとめとして

夢中になっている画面から子どもを引きはがすのは大変。不機嫌になられるくらいなら、あと少し……とついつい甘くなってしまいがちです。

でも、それで害されるのは子どもの目です。子どもが自分で適切な見方をコントロールできない以上、親がやるしかありません。

フィルターやメガネでのケアは簡単ですが、タイマーを使った時間制限はモメて当たり前。

子どもの欲求やワガママに負けず、毅然とした態度で、でも論理的に説明して、目を労わる習慣を定着させていきましょう。

【参考リンク】

・近視 | さくら眼科クリニック(http://www.sakura-ganka.com/015/)

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

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