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「ハツラツ腸」でやせ体質づくり!ヨーグルトダイエットの仕組みと方法

  • 2016.8.21
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おいしく食べてダイエットができたらうれしいですよね。ダイエット効果が期待できる食材のひとつに、ヨーグルトがあります。

腸内環境をととのえて、健康的にダイエットできるヨーグルト。ヨーグルトがダイエットにもたらす影響と、その方法について解説します。

■■「善玉菌」と「悪玉菌」

腸内にはたくさんの腸内細菌がすんでいて、その数は100兆個から1000兆個といわれています。腸内細菌は体によい働きをする「善玉菌」と、体に害を及ぼす「悪玉菌」、環境によってどちらにもかたむく「日和見(ひよりみ)菌」の3種類。

腸内に棲息できる細菌の数は決まっているため、善玉菌が増えると悪玉菌は減り、逆に悪玉菌が増えると善玉菌は減ってしまいます。

■■腸内環境とダイエットの関係

善玉菌が多く腸内環境がよくなると腸が活発になり、代謝が高まって便通もよくなります。その結果、エネルギーを燃焼しやすくなり、太りにくくやせやすい体を作ることができます。逆に腸内環境が悪化すると腸の活動が弱まり、栄養素の消化吸収が悪くなったり、便秘ぎみになったりしてしまいます。便秘になると血行が悪くなり、代謝も低下します。そのため脂肪が蓄積しやすくなり、太りやすくやせにくい体質になってしまうのです。また、肌荒れやアレルギーの原因になることも多く、美容にも悪影響を与えます。

■■なぜヨーグルトなの?

腸内の善玉菌には、「乳酸菌」、「ビフィズス菌」、「納豆菌」、「こうじ菌」などがあります。善玉菌は食事で増やすことができ、善玉菌を増やす代表的な食材のひとつがヨーグルトです。ヨーグルトにはたくさんの乳酸菌が含まれていて、乳酸菌が生きたまま腸に届くことで腸内の善玉菌を増やすことができます。また、ヨーグルトにはダイエットに欠かせないタンパク質やビタミンなどもバランスよく含まれています。ヨーグルトのタンパク質は乳酸菌によりアミノ酸に分解されているので、吸収がよいのが特徴です。

■■毎日食べることが大切

腸内の乳酸菌の寿命は短く、一般的には3日程度で、長くても1週間程度といわれています。そのため、腸内の乳酸菌をキープするにはヨーグルトを毎日食べることが大切です。また、ヨーグルトは乳酸菌が生きたまま腸まで届くことが大切。そのため、「プロバイオティクス」や「腸まで届く」といった表示のあるヨーグルトを選ぶことがおすすめです!

■■ダイエットに効果的な食べ方

腸内環境を整えるには、毎日最低でも100g、できれば150~200g程度のヨーグルトを食べるのがおすすめです。食べる時間に制限はありませんが、特におすすめなのは夜に食べること。腸の活動は寝ている間に活発になるので、夜ヨーグルトを食べることで、朝の快適なお通じが期待できます。夕食後のデザートとして取り入れてもOKです。カロリーが気になる場合は、ごはんなどの量を少し減らすとよいでしょう。また、腸内の乳酸菌のエサとなるのがオリゴ糖です。そのため、ヨーグルトはオリゴ糖といっしょに食べると効果が高まります。オリゴ糖が含まれる食品には、ハチミツやバナナなどがあります。

■■おいしく手軽に実践できるのが魅力

ヨーグルトは身近な食材の上、手軽に食べられるため、ダイエットに取り入れやすいのが魅力です。毎日の食事や間食に取り入れて、「ハツラツ腸」を手に入れましょう!(harunatsu/ライター)

(ハウコレ編集部)

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