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今日から肌が変わる…!「テカリを撃退する」朝スキンケアのコツ

  • 2016.8.19
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テカリとツヤは全くの別物。

ツヤ肌は、たくさんの“水分”が肌にある状態です。凸凹感がなく、キメが整い透明感があります。一方、テカリ肌は皮膚の脂と水分のバランスが崩れ、脂が多く分泌されている状態です。肌には凸凹感があり、毛穴が目立っているとテカって見えてしまいがちです。

テカリはオイリー肌の方に多いイメージがありますが、実は乾燥肌から皮脂の過剰分泌によりテカリが出ている場合も多いもの。また、夏場は冬の2倍の皮脂分泌があるともいわれているので対策が必要です。

このように、テカリを目立たなくさせるためには、肌の水分と脂分のバランスをとることがポイント。

そこで今回は、長年美容業界で活躍してきた筆者が肌のテカリを撃退する朝のスキンケアをご紹介します。

 

■1:朝クレンジングでテカリ解消!

https://www.shutterstock.com/

夏場の寝起きの顔、ベタベタしていませんか?

蒸し暑く寝苦しい夏は、寝ている間に皮脂や汗が多く分泌され、キメや毛穴に汚れが詰まっているのです。ベタベタ顔のままでは、テカリに拍車をかけてしまいます。

ただ、肌を清潔にしようと洗顔を2~3度行っている方は注意が必要です。洗顔のしすぎは必要な潤い分や脂分を奪い、テカリの原因になってしまいます。

そこでオススメなのが“朝クレンジング”。

忙しい朝は、クリームタイプのクレンジング(洗い流せるタイプ)でクルクル1~2分クレンジングして脂の汚れをしっかり優しく取り、洗顔料で皮膚表面の油をキチンと洗い流しましょう。

 

■2:化粧水はたっぷりと丁寧に…!

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テカリの原因は肌表面の乾燥だけでなく、肌内部が乾燥した状態“インナードライ”であることが多いので、しっかりと保湿することがポイントです。

(1)冷蔵庫で冷やした化粧水をコットン2枚にたっぷりと染み込ませ、優しく顔全体につけます。

(2)コットンが乾いていたら化粧水を付け足し、顔全体を優しくパッティングしましょう。

(3)30秒くらいして乾燥が感じられるところには、もう一度化粧水を重ねずけします。

また、脂性肌の方やTゾーンの部分使いなどにオススメのアイテムとして“収れん化粧水”があります。収れん化粧水は、角層に水分と保湿成分を補うほか、毛穴の引き締めや皮脂分泌抑制作用があるので、皮脂成分を抑制しテカリや化粧崩れを防ぐことができますよ。

 

■3:乳液・クリームはマスト!

「ベタベタするから、乳液・クリームをつけない!」という方は要注意です。せっかくつけた化粧水の水分が蒸発しやすくなってしまいます。そうすると肌は、保護作用で再び皮脂を過剰に分泌してしまいます。

乳液・クリームは軽めのテクスチャーを選び、乾燥しやすい目の周り・口の周り・頬などからつけ、最後に額・鼻など脂分の多く分泌する場所に少量つけましょう。

 

■4:手アイロン(ハンドプレス)

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スキンケア化粧品を付け終わってすぐにベースメイクを始めるとメイクがよれたり、崩れたりした経験はありませんか?

スキンケア化粧品が肌に馴染むには15分くらいかかります。とはいえ、忙しい朝には待っている時間はありませんよね。そんなときは、両手で顔を包み化粧品を肌に押し込むように優しく圧をかける“手アイロン”でしっかり馴染ませましょう。

 

■5:肌のコンディションチェック

肌は、季節や体調などにより毎日変わります。鏡をよく見たり、触ったときの感じで、肌のコンディションをチェックしましょう。

そうすることでお肌の状態がわかり、水分・油分のバランスの整った肌づくりができます。

 

いかがでしたか? 忙しい朝でも、美しさのために時間を割くことは大人の女性にとって大切なこと。この5つを気を付けるだけで、1日の肌のテカリ具合がみるみる変わります。ぜひ試してみてくださいね。

【筆者略歴】

※ a.kumi ・・・長年美容業界で携えた知識と技術で、年齢と抗うことより心身共に美しく年を重ねる提案を発信している。

【画像】

※ Pressmaster、 VectorLifestylepic、Syda Productions、vgstudio/ shutterstock

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