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プロが教える!「自然な小顔を手に入れる」メイクテクがスゴイ

  • 2016.8.16
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「無理してる感が出るかも……」、「若づくりしているように見えてしまわない?」など、効果を知りながらも普段のメイクにシェーディングをプラスしていくことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ロンドンとニューヨークで有名雑誌やランウェイを担当してきた筆者が、シェーディングをより一層“自然に見せる”コツと、小顔づくりの努力がバレづらいテクをご紹介します。

 

■そもそもシェーディングってどこに必要?

シェーディングの目的はお顔に影をつけることです。悩み別によって必要な場所が違うため、画像に示した番号を参考にご自身の悩みに合わせて影を入れていきましょう。

・小顔に見せたいなら……(1)頬骨の下、(2)顎ライン、(5)こめかみ、おでこ部分

・輪郭調整をしたいなら……(1)頬骨の下

・鼻を高く見せたいなら……(3)ノーズシャドウ

・小鼻を小さく見せたいなら……(4)小鼻のライン

・彫りを深く見せたいなら……(3)ノーズシャドウ、(6)アイホール

 

■小顔ラインの新しい隠し技は顎とおでこ

シェーディングを試したい方の大多数は、小顔をつくりたいと思っているはず。

上記を参考に、頬骨の下、顎ライン、こめかみ・おでこにシェーディングを入れていきましょう。ただ、顎ラインにしっかりと入れていくと、オフィスで目立ってしまうことも……。そんなときは、顎ラインの下部分に影をつくっていくといいですよ。

画像のように、実際の顎ではなく、顎から下の部分に凹凸を作ることにより、自然な小顔を演出することができます。お洋服につかないよう気をつけながら、顎下から耳下まで伸ばしてあげましょう。

また、こめかみ・おでこは、生え際部分からうっすらつけてあげましょう。髪を耳にかけた瞬間の印象が変わります。

 

■ポイントはやり過ぎないこと!

シェーディングの一番大切なポイントはやり過ぎないこと! ワザとらしいシェーディングは洗練されたメイクをしていくべき、30代からの大人女性には不向きです……。

必ず「少しもの足りないかな?」くらいでやめておきましょう。

 

■色選びとテクスチャーが自然さのカギ

シェーディングにおいて、色選びはとても大切です。

赤みが強い茶色やお肌から浮きすぎてしまう色ではなく、“ご自身のお肌トーンに合う、ワントーン暗いファンデーション”のようなイメージで探しましょう。

テクスチャーは、スティックタイプやクリームタイプのような質感がオススメ。厚ぼったさがでません。

指でしっかり伸ばすか、ブラシで往復させるように伸ばしてあげましょう。

オススメは、バーバリー『フェイスコントゥア』とトムフォード ビューティー『シェイド アンド イルミネイト』。

筆者は『フェイスコントゥア』を開発したバーバリーのメイクアッププロデューサーアーティストとランウェイでお仕事をしていましたが、実際にさまざまな有名雑誌やランウェイのバックステージで使われている優れものなんですよ。

 

いかがでしたか? 自然で洗練されたシェーディング術を身につけて、普段のメイクにもプラスしていきましょう!

【筆者略歴】

※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。

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