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赤ちゃんが生まれて家事は倍増する! 育児休業復帰の準備~家事編 「三種の神器の使い方」

  • 2016.8.12
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赤ちゃんが生まれると「育児が大変!」と思いますよね。でもそれだけでなく、「家事ってこんなに大変だった?」と驚きませんか?

© photoartisan - Fotolia.com

今回は、育児休業から復帰する準備のひとつとして、家事における 「三種の神器の使い方」についてご紹介しましょう。

■赤ちゃんがうまれると、家事は倍増する!

大人だけの生活と違って洗濯物は多いし、赤ちゃんがほこりを吸わないようにと掃除も手抜きはできません。ハイハイするようになれば、ごみ箱さえ床の上には置けなかったですね。

料理にも気を使います。哺乳瓶の消毒や離乳食を作るときのまな板、食器の衛生面。買い物もオムツなどのかさばるものも増えます。赤ちゃんがいると育児だけでなく家事の負担も倍増なのです。

© beeboys - Fotolia.com

そんな中で外で働くとなると、時間通りに保育園に預ける荷物とともに、子どもの準備と自分の準備をして家を出る… これは神業ではないの? と頭を抱えてしまいますね。

■働くママたちよ、家事の機械化を! 「三種の神器」とは?

赤ちゃんとともに家事は倍増しています。その分を機械に頼ってもなんら問題はありません。あなたがいかに家事の得意なスーパーウーマンだったとしても、一日は24時間と限られていますから。

現代の新たな「家電・三種の神器」をご存じですか?

1.洗濯乾燥機

2.食器洗い機

3.ロボット掃除機です。

「洗濯乾燥機」の普及率は、内閣府消費動向調査によれば2016年3月時点で59.1%だそうです。約6割の家庭にあり、高齢者家庭や単身家庭を除けば、かなりの普及率といえるでしょう。続いて「食器洗い機」については2014年5月のパナソニックの調査によれば、全国平均28.4%。意外と少ないことに驚きます。

© naka,© yayoicho,© nao5970 - Fotolia.com

私は「食器洗い機」の導入は、その時短効果や便利さだけでなく、夫や大きくなった子供に頼みやすくなるという効果があっておすすめです。

我が家では、食洗器を買ったときから、夫が台所仕事をするようになりました。機械を使うことが好きな男性は多いですよね。まずは購入するときから、夫といっしょに検討し、夫を主役にしていきます。

夫が決めて買ったものですから、食洗器は夫のもの。どうやったらきれいに並べられるか、夫が研究し、今でも夫の方が食洗器の使い方は上手で、きれいに洗えます。すかさず、ほめます!

「さすがパパ! お皿がきれい! コップもピカピカね!」

そうするとまた次は夫が洗ってくれますよ。

■育児の時間は時短せずに、「増えた家事」を時短する!

「ロボット掃除機」の普及率はまだ低くて、2015年11月のインターネットのアンケートによれば5.6%だそうです。まだそのくらいかもしれませんね。家の構造として、二階建て、三階建てだと非効率に感じるし、その前にかたづけないと、という理由など、導入しない理由もさまざまあるでしょう。

ロボット掃除機のメリットはたくさんありますが、特にタイマー機能が優れています。

朝7時にセットしておけば、ご飯が炊けるように、毎朝、床の掃除は終わっています。朝、床がきれいになっていると、どれだけ心が落ち着くか! きれいな床の上に荷物をならべられますし、きれいなダイニングで朝食がとれますよ。小言も減るというものです。

© funny face - Fotolia.com

それに、ロボット掃除機はまるでペットのようです。犬のように愛称を決めて、家族で呼び合い「○○ちゃんが掃除してくれるから、床のものを片付けておいてね」と子供たちにいうと、そうか、○○ちゃんのためかと納得してくれます。床の上に脱いだ服を置きっぱなしということもなくなりました。

これらの三種の神器は、働くママにはなんらぜいたく品とは思いません。家族が増えて、家事は増えているのです。育児に時間を取ろうと思えば、家事を時短するしかありません。育児の時間は時短しないでほしいですね。

■ママたちの「家事の時短」経験談

他の家事の時短について、仲間のママ達から経験談を聞きました。参考にしてみてくださいね。

・洗濯は夜にタイマー設定して、朝は干すだけにする

・洗濯機の設定をすすぎ一回にして、そのための洗剤にする

・買い物はネットスーパーを利用する

・買い忘れも午前中に外からメールすれば、その日に届くAmazonプライムを利用する

(会費は約300円/月)

・野菜はカット済のものを買う すぐに煮炊きできる

・スーパーでの買い物もカード払いにすると会計が早い

子供が少し大きくなったら・・・

・冷凍食品を買っておき、一人でも電子レンジでチンして食べられるようにする

・小学生になったら、子供にご飯の炊き方を教える

・その他の機械、洗濯機や食洗器の使い方も教える

■これも家事の時短術 「外注する」

そして、家事の外注も検討のひとつです。私も台所、トイレなどの水回りの掃除は半年に一度プロに頼んでいます。それを母にもプレゼントして喜ばれています。それが私からのお中元、お歳暮です。一度きれいにしてもらうと、後の掃除が楽ちんです。

また、なかにはシルバー人材センターに週に二日三時間、家事を外注しているという人もいました。掃除、洗濯、布団干しだそうです。いいですね。

では次回は、肝心の夫との家事分担について、考えます。イクメンになる前にカジメンになろうよ! です。

ママたち、応援していますよ。

(上田晶美)

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