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ジャムやジュース、お酒を使って本格的に! “おうちかき氷”をワンランクアップさせる方法

  • 2016.8.12
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イチゴにレモン、メロンやブルーハワイなど、私たちが子どものころは、かき氷といえばカラフルなシロップが主流でした。しかしいまでは、フルーツをのせたり果肉感のあるソースを使ったりした、リッチなものが人気です。

© kazoka303030 - Fotolia.com

お店で食べると1,000円近くすることもありますが、家庭でつくればリーズナブルなうえにオリジナルアレンジを楽しめます。まだ暑い日が続くいま、子どもと一緒にかき氷でひんやりタイムを満喫しましょう!

■冷蔵庫に残ったジャムを活用しよう

かき氷をつくるには、かき氷機が必要なことは言うまでもありません。冷蔵庫の製氷機の氷を使えるものから専用の容器で氷をつくるもの、電動・手動まで、さまざまなタイプがあります。なかには1,000円台のものもあり、手ごろな価格で購入できます。

業務用スーパーなどでは、パウダー状になった氷を販売していることも。手間が省けますが、子どもたちには氷を自分で削る感覚を味わってほしいものです。

氷を削ってシロップをかければ、かき氷のできあがり。このシロップにリッチ感をプラスしたいときには、ジャムを使うと便利です。

イチゴやブルーベリーなど、好みのジャムをかけるだけでOK。さらに、ジャムとヨーグルトをまぜたソースをかけると、よりお店で食べるような味わいに近づきます。

ジャムの分量は、味見したときに「ちょっと甘すぎるかも?」と思うくらいがちょうどいいです。

■ジュースで氷を作る

かき氷に使用する氷を、水以外のものでつくるのもオススメ。マンゴーや桃などの濃厚なジュースや乳酸菌飲料などを凍らせれば、それを削るだけでOKです。

そのまま食べてもおいしいですが、削った氷をグラスに入れて牛乳を注ぐとデザート感覚のドリンクに。牛乳が苦手な子どもにも飲みやすく、ママ友とのお茶会でもよろこばれやすいメニューです。

ただし、かき氷機によっては、水以外の氷がNGの場合もあります。故障の原因になる恐れもあるので、挑戦する前に必ず説明書をチェックしましょう。

■トロピカルフルーツで南国気分を!

マレーシアには、かき氷にゼリーや煮豆、コーンなどをのせた「アイスカチャン」というスイーツがあります。本場では、苦みのある仙草ゼリーやチェンドルといわれる麺状のゼリーを使いますが、家庭で楽しむなら好みのゼリーにアレンジしてもいいでしょう。

ゆであずきを入れた器に氷をのせ、クラッシュしたゼリーをトッピングします。そこにフルーツ系のソースをかけて、さらにあずきをオンしたら、マンゴーやパインなどのトロピカルフルーツでデコレーション。仕上げに練乳をかければ、南国風の味わいのかき氷になります。

ココナッツミルクと練乳をまぜたソースをかけると、より本場らしい風味を楽しめるでしょう。ボリュームがあるので、夕食が遅くなる日のおやつにも最適。パパの帰りが遅くなる日にいいかもしれません。

■パパとママに! お酒を使ったアレンジメニュー

最後は、かき氷を使ったお酒のアレンジメニューをご紹介。ウイスキーやブランデーにガムシロップをくわえて氷にかければ、芳醇な香りを楽しめる大人のスイーツが完成です。

氷が溶けてしまっても、水割り感覚で楽しめます。梅酒やカシスリキュールなどをかけてもOK。好みのお酒で試してみましょう。

カルーアミルクに使われるコーヒーリキュールをかけて、バニラアイスクリームをトッピングした、大人向けのかき氷もオススメ。お酒を飲んだ後にデザート感覚で楽しむのもいいですね。

夏休みといっても、どこかに出かけてばかりはいられない…。そんなときにも、かき氷機は大活躍! 子どもたちは家にいながらお祭り気分を味わえるし、おやつづくり体験は夏休みのいい思い出になることでしょう。

(藤井蒼)

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