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人生を左右する? 子どもの“自尊心”を育てる親のサポート術3つ

  • 2016.8.10
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こんにちは。ライターの渦マキです。

「子どものころから自尊心を育むことは大切」という言葉をよく耳にしますよね。しかし、具体的に“自尊心”の意味を説明できる人って少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、子どもの自尊心の育み方についてお話ししたいと思います。

●漠然としている“自尊心”というもの

一般的には「自尊心を傷つけられた」「自尊心が強い」……という風に使われますが、その文字が示す通りに理解するなら“自分を尊ぶ心”。

イメージとしては“プライド”と似たようなものと捉えられがちですよね。

自尊心という単語を頻繁に耳にしても、「これが自尊心だ!」ということははっきりとは伝わってこないものですね。非常にあいまいで説明しづらい言葉です。

筆者の考えでは、自尊心は人間がポジティブに人生を送る上で必要不可欠なもの だと思います。

物事を前向きに捉える力、臆することなく前に突き進んでいける原動力になるものです。

●自尊心が育っている状態とは

子どもの自尊心について考えてみたとき、自尊心がしっかり育っている子どもとは、

(1)自分が大切にされていると自覚している

(2)自分でできることが増えている

(3)他人(ひと)の役に立つ行動をしている

(4)ありのままの自分を受け入れている

(5)やればできるという自信を持っている

の5つの特徴を持っているように思います。自分に対して肯定的で、かつ他人に対してもポジティブに働きかけている状態 であれば“自尊心”が問題なく育っているのではないでしょうか。

●自尊心を育むために親がすべきこと

それでは、自尊心を育てるためには親はどのようにサポートしていくべきなのでしょうか。主に以下の3つが考えられます。

(1)どんな状況にあっても「あなたが一番大切 」ということを示す

(2)学校でのテストや遊びにおいても何か結果を出せたときには言葉に出して褒める

(3)小さなことからでよいので手伝いをさせる

他の子どもと比べて少々劣る部分や苦手意識が強いものがあったとしても、良い部分を見つけて褒めてあげてください。

●大切なのは行動

自尊心を育むためには、自分で“行動させる”ということがキーになってきます。過保護に何でもやってあげずに、ある程度は子どもに考える余地を与えることが大切です。

自分で考えるといろいろ失敗します。しかし、そのとき経験した達成感が自信につながっていくものです。

親は子どもの自発性を奪わないよう、適度な距離を保ちながらサポートしてあげるようにしましょう。

【参考文献】

・『ママの心が楽になる子育て心理戦』新井慎一・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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