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夏の料亭にて

  • 2016.8.10
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この夏は2度ほど料亭に行く機会がありました。7月初めにはいつものきものの会、「常若会」のみなさまと浅草の「瓢亭」へ。
浅草寺のすぐ裏手に、こんな静かな料亭があったことを初めて知りました。

常若会の袢纏を着た岩崎さん、中村さんと一色彩子さん、小野ゆり子さんのおふたり。
晴々と楽しそう。


小野さんになでしこ柄のきものがお似合いでした。色使いもきものらしくて印象的。


いつもきもの上手の一色さんは淡いピンクの夏大島に染め帯。


実はお太鼓には金魚と蟹。
夏らしい遊び心のある帯でした。


中村三加子さんはキッパリと白でまとめた織りのきものと帯がさわやかです。


透け感が涼しげな紺のきものに、個性的な帯がバッチリきまっていたのが大倉さん。
ブルーの帯揚げと白い帯締めが効果的。


男衆も夏らしく粋に格好良く。


重松さんの羽織の色の渋さが、白に重ねることで涼しげに。


そして私は、30代の頃作った近江上布の矢絣のきもの。少し派手かなという思いがあり、黒地の博多献上の帯にしました。


そして7月の末には赤坂の「浅田」へ。
仕事仲間の方たちです。

なんだか、みんな楽しそうです。
きもの初体験の若者の浴衣の大胆さも素敵でした。


左から2番目、遠藤さんはまだきもの歴が浅いのですが、そうは見えません。
私は小川陽子さんにいただいた縞のきものに、やっぱり博多帯になってしまいました。


前のカット、石はしの若山さんの帯。
濃紺地にモダンな柄が織り込まれ、金がきいていて心に残ります。


赤坂一の育子姐さんの踊りも見せていただきました。


芸者さんの色っぽい夏姿。


朝顔柄のきものに白地の帯がはえます。


芸者さんのこの帯の格好良さ!


きものは大胆な蛇の目傘の柄。

東京の六花街でもいちばん華やかという赤坂の芸者さんのきものを見られて、大満足。

ご無沙汰が続いたまま、こんな感じで、このシリーズの最後となりました。
ありがとうございました。

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