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お手伝いはするべき? 義母に任せればいいの? 義実家での過ごし方

  • 2016.8.8
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お盆休みも間近に迫ってきました。義実家への帰省がいまから憂うつ…というママも多いのではないでしょうか。とくに、「お手伝いをすべきかどうか?」というのは、嫁としては非常に悩ましい問題です。

© liza5450 - Fotolia.com

お手伝いはすべきかどうか? そして、スマートにお手伝いをするためにはどうすれば良いのか? そのコツや注意点について考えてみたいと思います。

■そもそも、お手伝いはした方がいいの?

「義理の実家へ行ったら、嫁は家事の手伝いをするもの」と一般的には言われていますが、なかには「お嫁さんには家のことを手伝ってほしくない」という姑もいるでしょう。

私の実母も、兄嫁にはいつも「ゆっくり座ってて」と、手伝いを断っているようです。しかし、兄家族が遊びに来たあとに母と電話で話すと、かなりお疲れの様子。久々に会う孫と遊びたくても、食事の準備と片づけでそれどころではなかった…なんてグチもチラホラ聞こえてきます。

実の娘である私が帰省すると「ちょっとコレ、お願い」と結構手伝わされますので、「手伝ってほしくない」のではなく、「お嫁さんには手伝わせにくい」というのが本音なのかもしれません。

「手伝わないといけない」とは言いきれませんが、やはり義実家へ行くなら「手伝おう」という気持ちは持っておいた方が良いでしょう。

■無理矢理手伝うのはNG

とはいえ、やはり義実家は、自分の家とはちがいます。断られたにも関わらず、「やりますよ!」と勝手に家事をはじめてしまうことは避けましょう。

とくにキッチンは、ほかの人に触れられるのを嫌う人も多いはず。キッチンでの家事を断られたら、そこは素直に遠慮して、テーブルをふく、「足りないものはないですか?」と聞いて買い物係を引きうけるなど、別の場所でのお手伝いを探してみましょう。

空いた食器をキッチンまで下げるといったちょっとした気づかいだけでも、「手伝いたい」という気持ちは十分伝わります。

■「手伝いましょうか?」ではなく「教えてください!」

料理のお手伝いをしたいときは、「教えてください!」と言ってみるのもひとつの手。「手伝いましょうか?」には「いいよ、私がやるから!」と返してしまう姑も、「教えてください!」と頼られたらうれしいはずです。

その流れで「片づけも済ませてしまいましょうか?」とサラリと申し出れば、姑としても「じゃあ、お願い」と受けいれやすくなるでしょう。

■エプロン持参で、手伝う気持ちをアピール!

手伝う気持ちをアピールしたいなら、エプロンの持参が効果的です。私の友人は、結婚後はじめてのお正月に「お義母さん、お手伝いします」と言ったら、「そんなキレイなお洋服を着ているのに、お料理なんかさせられないわ」と断られたそうです。

「これが嫌みだったのかどうか」という問題はさておき…。ここで「大丈夫です! エプロン持ってきましたから!」と言えると、やる気が感じられて印象が良いですね。

ただし、エプロンを出すタイミングには注意が必要です。姑からのOKが出ていないのに勝手に持参したエプロンを手にキッチンへ入れば、「図々しい」と思われてしまう可能性も。エプロンを出すのは、姑にお伺いを立ててからにしましょう。

義実家でのお手伝いに関しては、おそらく正解というものはありません。考え方は家庭によってちがうもの。しかし、「いつまでもお客さん気分で困る」と思われるよりは、「手伝いたがって困る」の方がまだマシかも。

言い方や振るまいを少し工夫してみることも大事です。今年のお盆は、スマートにお手伝いをして、気持ちよく義実家で過ごせますように!

(森川ほしの)

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