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ヨガで学ぶ「毎日が楽しくなる」3ステップ

  • 2014.10.29
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日々生活をしていると、良いこと悪いこと、いろんな出来事がありますよね。いつも楽しそうで生き生きしていて、一緒にいると元気をもらえるような方もいれば、いつも愚痴ばかりで一緒にいて楽しくなさそうな方もいらっしゃいます。その違いはどこにあるのでしょう?

そこで今日は、ヨガインストラクターの著者が、「ヨガで学ぶ毎日が楽しくなるステップ」をご紹介します。

■1.ヨガは人と比べないようにする

まず最初に、覚えておいて頂きたいのが「人と比べない」こと。現実の社会では、様々な場面で比較され、順序をつけられ、最近では女性たちがお互いに格付けしあうことを「カースト」や「マウンティング」と呼ぶ言葉まで生まれているほどです。

そんな中でヨガは、「自分自身を見つめること」を大切にしています。そのため、隣でヨガをする人がポーズが上手か下手を気にする必要はありません。このポーズをとったら自分の体はどう感じるのか、自分はどんな気持ちになるのかと、常に自分自身に意識を向けるようにします。ヨガのクラスでは、先生も呼吸や体に意識が向くようにとインストラクションをしてくれます。

そうしてヨガを続けていくと、自分の中で「人と比べない」という気持ちが身に付いてきます。勝手に「私はあの子より勝っているけれど、あの子よりは劣っている」と比較してしまっていた心がなくなると、少しラクになってきます。

■2.自分を知ること、対話すること

人と比べるのをやめ、人のポーズや目線が気にならなくなると、自分に意識を向けることができるようになります。

人は、思っているよりも自分のことを知らないものです。例えば、「体が固い」と嘆いている方でも、実際にどのくらい固いのか、どこが固いのか、という質問には答えられないのではないでしょうか?ヨガをすると呼吸に意識を向けますが、日常的には自分がどんな呼吸をしているのかを意識したことのない方も多いのではないでしょうか?

ヨガをしている最中は、基本的には先生のインストラクションに合わせて、一人で黙々とポーズを行なって行きます。そこは、情報であふれた社会からは少し離れた時間や空間です。つまり、いつもは外部から入って来る情報を処理することに使っている感覚や頭を、自分自身のために使えるということ。マットの上にある自分の身体を動かすことだけに意識を向けることができます。

何かを考えたり感じたりしようと頑張る必要はなく、放っておいても、感覚や脳がいつもとは違うものを感じとってくれます。ヨガをすることは、自分を知ること。それは、体を知ること、呼吸を知ること、考えや気持ちを知ることにつながります。

■3.自分を解放する

最後に、自分を知ることができたら、その自分をありのままに解放してみてはいかがでしょう?

実は、少し前にNYでは全裸ヨガというヨガスタイルが話題を呼びました。全裸ヨガを行うスタジオは、その効果として「大切なのは、自分の身体に対して持っているマイナスの感情から解放されること。そうすることで、周りの世界や自分自身とより深くつながることができる」と発表しています。

とは言っても日本で全裸ヨガが行なえるスタジオはなく、専門のヨガスタジオがないからと言って公共の場で全裸でヨガをするのはもちろんNGなので、全裸ヨガをオススメするわけではありません!ですが、このスタジオが目的としていることは「マイナス感情から解放されること」です。

自分の中にあるマイナス感情を受け止め、解放し、全裸ヨガスタジオほどではないにしても、素の自分を飾らず出せる場所や相手を作るのは、現代を生きる中で大切な方法かもしません。

■おわりに

自分が本当に求めていることがわかり、感情や気持ちを押し殺すことなく行動することができたら、ストレスも減り、毎日が楽しくなりそうじゃないですか?周りの目を気にしてばかりいると疲れてしまうので、そんな時は、この3ステップを思い出してみてください。もちろん、実際にヨガを始めれば自然とこういったマインドが身につくので、更にお勧めですよ。

(栢原 陽子/ハウコレ)

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