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老け見えの原因!「クマ目元を整える」コンシーラーの意外な選び方

  • 2016.8.7
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うだるような暑さのなか、それでも美しいメイクをキープしなければならない我々女性って……と、若干悲観モードに入りそうな筆者ですが、メイクは女性のたしなみ! どうせするなら美しくありたいものです。

メイクの中でも難しいといわれる“クマの隠し方”。みなさんも難しいと感じたことがあるかもしれませんね。

そう、クマのカバーは一筋縄ではいかないのです!

そんな困難に立ち向かうべく、今回はメイクアップアーティストである筆者が、コンシーラーの選び方やその使い方のコツをご紹介します。

 

■自分のクマはどんなクマ?

クマという一言であらわせないほど、クマにはさまざまな種類があります。メディアでもよくとりあげられている代表的な、“青クマ”や“茶クマ”などは、みなさんも耳にされたことがあるのでは?

クマをカバーするにあたり、まずジャッジしなければならないことは、“クマの色”と“色の濃さ”です。

まずは、自分のクマが寝不足で血管が透けて見えるような“青クマ”なのか、色素沈着でくすんで見えるような“茶クマ”なのか確認しましょう。

色の濃さも鏡でじっくりと観察して。

 

■「コンシーラー=肌色」 とは限らない

「目元は顔のなかでも目立つ場所だから、当然肌色でしょ!」と思っている人も多いのでは?

実は、そうとも限りません。もちろん、肌色でカバーできるのがベストですが、クマによっては、いくら肌色のコンシーラーやファンデーションを重ねてもカバーすることができず、どんどん分厚くなってしまうだけという悲しい結果になることも……。

特に、“青クマ”や“茶クマ”など色の濃いものは、肌色だけでカバーしづらいため、肌色以外の色でコントロールします。

 

■「補色+肌色」×適切なテクスチャー選びがプロのテク

例えば、青クマの場合、まずは青色の補色であるオレンジ色で一層カバーしてから、その上に肌色をオンします。また、茶クマの場合、まずはイエローで茶色くくすんだ色を飛ばしてから、その上を肌色で整えます。

ここまでの情報は、みなさん既に耳タコ状態かもしれませんね。

ポイントは、テクスチャー選び。クリーム系のアイテムは、カバー力が高いものの油分が多いため、使い方によってはヨレやすくなってしまいます。

最近主流になってきているのは、リキッドコンシーラーです。その名のとおり、液体で密着力も高く、肌になじみやすいことから人気の高いアイテムといわれています。まずは、リキッドタイプで試して、それでもカバーができないような状態であれば、クリームタイプに移行するとよいでしょう。

 

クマをカバーするのは、プロでも困難を極めるポイントです。まずは、敵(クマ)を知って、それに適した武器(コスメアイテム)を用意して、太陽のもとで輝くメイクに仕上げましょう!

【筆者略歴】

※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。

【画像】

※ Irina Bg / shutterstock

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