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都会のオアシス「南青山 清水湯」で癒しのひとときを

  • 2016.8.6
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流れる日々をやさしく癒す。南青山のファッショナブル銭湯

まさに、銭湯の理想形です。
「南青山 清水湯」はオープンから100年以上、南青山界隈のお洒落な人々の心と体を癒してきました。来店する人々の心をキャッチし、テレビはもちろん、旅行誌からハイブランド系雑誌まで多くの媒体で紹介されてきたこの銭湯が、大きく注目を集めるきっかけとなったのは2009年の大型リニューアル。天井が抜けそうなほど建物の老朽化が進み、店主も「店仕舞いしてしまおうか」と思うほどだったそう。しかし、「ここで銭湯をなくしてしまうのはもったいない」と、常連さんたちや近郊の学生たちの声もあって、一念発起。銭湯とは思えないおしゃれな外観、開放感のあるロビーを備え、南青山の唯一無二の存在として生まれ変わったのです。今では大学生などの若者をはじめとし、近郊のオフィスで働くビジネスマン、もちろん女性たちにも支持されています。

全国の銭湯好きも集まるほどで、その証拠に、駐車場には九州や北海道ナンバーなどかなり遠方から来た車も目立ちます。訪日外国人が東京観光の疲れを癒しに、大きなキャリーバッグを転がしながら来店することも。土日は整理券を配布するほどの人気っぷりです。

いつでもふらっと立ち寄れるよう「手ぶらセット(フェイスタオル・歯ブラシ・シャンプー・リンス・ボディーソープのセットに、女性はヘアゴム/男性はひげそり)」(\310)を用意。そして驚きなのは、銭湯とは思えないほどのアメニティの品ぞろえ。30~40種類取りそろえた今治タオルは、店主自らがタオルの展示会に通い、「これは!」と思うものを仕入れています。靴下やショーツもバリエーション豊富で、見るだけでも楽しいラインナップ。湯に入る前にまずアメニティで悩んでしまいそうです。

湯上りのほてった体を冷ますなら、ほのかにアロマが香るカフェのようなロビーでくつろぎタイムを。ベルギービールやドイツビールなども選べるなんて、まるでお洒落なバーのよう。乾いた喉をグイッと爽快感のある一杯で潤したいですね。ソフトクリームやお菓子、軽食も取り揃えていて、店頭では不定期でカレーやタコライスの移動販売もあるから、小腹が空いたときも安心です。

「今日はリフレッシュして帰りたい」と思ったその日に気軽に立ち寄れる、都心のオアシス的な銭湯です。

店舗情報

・店名:南青山 清水湯

・TEL・予約:03-3401-4404

・住所:東京都港区南青山3-12-3

・アクセス:東京メトロ「表参道駅」A4出口より徒歩2分

・営業時間:平日12:00〜24:00(最終入場23:30) 土・日・祝日12:00〜23:00(最終入場22:30)

・定休日:金曜日

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