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部屋が荒れ放題! ママが“夏休み中の家事”を効率よくこなすコツ5つ

  • 2016.8.5
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【ママからのご相談】

現在夏休み中の幼稚園児と小学生と騒がしく慌ただしい毎日を過ごしています。私はもともと家事があまり得意ではないため、子どもがそばにいるとペースが乱されて料理や掃除がスムーズに進みません。

その結果、部屋の随所に“やりっ放しで荒れた状態”が見られ、一時も片付いた気がしないのです。毎日そんな状態を眺めては「私ってダメ主婦!?」と悩んでしまいます。

●A. ちょっとした工夫で家事をスムーズにこなすことができますよ!

こんにちは。ライターのNANARUKAです。

この時期、同じ悩みを抱えているママさんなんていくらでもいます! 大丈夫、わが家だって荒れ気味です。

食事の支度も洗濯物の手間もいつも以上に増えるのに、プールや習い事なんかで子どもの出入りが多く常にバタバタ。

家にいる時間には宿題も見てやらないといけないし、話し相手にもなってやりたい。でも自分の仕事も詰まってるし……。あぁ、全然落ち着かない!

しかも夏休みが終わるまでまだまだ時間があります。家事に忙しいママとしては少しでも心穏やかにいられる工夫をしたいものですね。

今回は、慌ただしい毎日でも手間暇かけずに心を落ち着けられる5つの方法と、それを実践している夏休み奮闘中のママさん方の声をご紹介します。

●(1)ダイニングテーブルの上をつねに空けておく

動線の真ん中にありがちなダイニングテーブルは、アイロン掛け、洗濯物たたみ、子どもの宿題など、何をするにも最適なスペース。

作業台として多いに活用するためにも、常にダイニングテーブルの上を片付けておきましょう 。

「これをしよう」と思ったとき、すぐに取りかかれる状態にしておけば作業もはかどりますし、見た目のスッキリ感が心のスッキリ感にもつながります。

『これまでテーブルの上は整理しつつも花や雑貨で飾っていたのですが、思い切って何もなくしてみたら予想以上に清々しい! 他が散らかっていたとしても、モノがまったくないスペースがあるだけで、本当に心に余裕が生まれました』(36歳/主婦歴5年)

●(2)冷蔵庫内は中身をすべて把握する

あなたの家の冷蔵庫はスカスカ? それともパンパン? 特に夏休みは食材のストックが必要になりますし、こまめに買い物に行くことのできない家庭ではパンパンで当たり前。

しかし、大量にモノがある場合は冷蔵庫の中に何が入っているか把握できない状態に陥りやすいため、頻繁に中身をチェックして使い忘れを防ぎましょう 。

「一番奥のあのタッパーの中身はなんだったっけ」「この卵の賞味期限って……」などの「?」をなくし、あるものでできる献立を考えたり、使い切ることをゲーム感覚で楽しみましょう。

ストックを減らして新たなスペースが生まれると、心にもスペース(=余裕)が生まれるはず!

『子どもが小さいうちは冷蔵庫にモノがあるほど安心感を得ていたのですが、大きくなってきたこの機会に思考をチェンジして、奥が見える冷蔵庫内をキープしています。モノが詰まっていると、「早く使わなきゃ!」という強迫観念 にとらわれもして、それが常に焦りを生んでいたように思います』(40歳/主婦歴10年)

●(3)水まわりはそのつど整える

いくらでもやりっ放しにできるのが水まわりではないでしょうか?

キッチンには、まな板、タッパー、コップ、ダスター、調味料などが、洗面所には洗剤、雑巾やブラシ類、スポンジなどが置きっぱなしになりがち。

家事はつねに同時進行で進んでいくので、そんな状態になってしまうのは仕方のないことですが、そのつどできるだけ作業を完結させるようにし、目に付く場所にモノを残さない ようにしましょう。

ダイニングテーブルと同じく、「あれを早く片付けなければ!」という焦りからも解放されるはず。

『朝食の洗い物、使った調理器具、丸まった台ふきんなど、5分とかからない最後の後始末をいつも後回しにしていました。けれど、そうすると次に何かを始めるにもマイナスからのスタートになってしまい、結局時間がかかる結果に。

「ひとつをやり終えたら後片付けまで完結させる」 を心に決めて実行するようになってからは、達成感を得られ、次の作業もスムーズに始められるので、時間を有効に使えている気がします』(29歳/主婦歴3年)

●(4)床のモノを拾って歩く

視覚的な疲れを軽減するために効果的なのが、“床にモノを置かない”こと。

クッションひとつとっても、床に置いてある場合とソファにセットしてある場合とでは見た目が全然違います。

ましてや、カラフルな色味のおもちゃや絵本が散らばっていると一気にゲンナリ。一度にしまおうとすれば、それだけでひと仕事。結果、放置しながらイライラ……。

そんな状態に陥る前に、歩きながらポイポイ戻してしまいましょう 。

足下にモノがないと、空間が一気に抜けて広々し、清潔感も漂ってきます。動きも邪魔されないので家事もはかどるでしょう。

『ちびっ子が3人いるわが家では、油断すると一瞬で大惨事になります。ポイントは、“散らかりきってしまう前に競争感覚で拾う”ことかな。それでも散らかってしまったときのために、フリーボックスなる空の箱 を用意しておき、散らばったモノはとりあえずそれに集めて子どもの手の届かないところへ置いておきます。

とにかく目の前に惨事を放置しておかないことがコツ。子どもたちに片付けさせるにしても、散らかりすぎているとどうしていいかわからなくなってしまうようなので』(38歳/主婦歴12年)

●(5)靴を下駄箱にしまって、玄関には何もない状態にしておく

出入りの際に気にはなるけれど、通り過ぎれば忘れてしまい、そのままになりがちなのが玄関の靴。

家族が多ければ1足ずつ出ているだけでも結構な圧迫感。

出入りのたびに出し入れするのが難しい場合でも、“出しておくのは1人1足まで”“必ず端にそろえる”などのルールを決めて数を最小限に抑え、たたきの空きスペースを広くとりましょう 。

室内の床と同じく、動ける範囲、空間にゆとりがあれば、それは確実に心のゆとりにもつながりますし、帰宅した際にまず目に入ってくるスッキリ感が違います。

『玄関に靴がバラバラ……なんて絶対にイヤですが、3兄弟のいるわが家では、気を抜くと毎日そんな状態になってしまいます。そこで、夏休み中は一番出入りの多い小学生の長男を“玄関係”に任命。

自分が出入りするときは家族の靴も一緒に整えてもらい、たたきを私が拭き上げます。放っておくと泥汚れもひどくなるので、毎日何度でも整え、拭きます。やってもらっているお兄ちゃんには、「チームワークでキレイになってるね。気持ちいいね」という声かけも必須です』(36歳/主婦歴10年)

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いかがでしたか?

心に余裕がない方も、疲れ気味な方も、なぜだかわからないけれど近頃妙に心がザワつく、というあなたも、まずは身辺を整頓してみるのはひとつの手です。

心にモヤモヤが残る“中途半端”や“やり残し”をなくせば、イライラや窮屈さも軽減されるはずです。ぜひ試してみてくださいね。

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

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