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ヨガ初心者がヨガクラスに行く前に知っておきたいこと・4つ

  • 2014.10.28
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ヨガは身体にも心にも良いものです。それは、最近では一般的にも知られて来たことではありますが、ヨガの持つ「ポーズが難しそう」「長い歴史があってなんだか入りづらい」というイメージから、始めるのに少し勇気がいるものでもあります。 そこで今日は、ヨガ初心者がヨガクラスに行く前に知っておくと役立つことを4つ、ヨガインストラクターの著者がご紹介します。

■1.自分の目的にあったクラスを探す

ヨガのクラスを選ぶ時のポイントは2つあります。1つ目は「難易度」です。難易度が高いクラスでは、身体が柔らかく筋肉がなければできないようなポーズが多くなります。これに対し、ヨガ初心者の方であれば、身体が固くても、運動不足でも楽しめる難易度低めのクラスがオススメです。

2つ目の考え方は「運動量」です。これは、しっかりと動く汗をかきやすいクラスなのか、あまり動かずにゆったりとしたクラスなのかの違いです。これは、その時の気分や好みで決めて良いと思います。 初心者だけれど、動く方が好きという方は、難易度は低めで、でもしっかりと動くクラスがオススメです。他のスポーツだと初心者は基礎練習が多くあまり全身を動かすことができないのに比べ、ヨガは初心者でもしっかり動いて楽しむことができます。

■2.お気に入りのヨガマットを買う

「ヨガを続けるようになってからマットを買う」という方も多いですが、可愛いヨガウェアよりも、何よりも先に購入して欲しいのがヨガマット。なぜなら、マットの違いによってヨガを楽しめる度合いが大きく変わるからです。 マット選びで大切なことは2つ。1つ目は厚さです。ヨガは、足や手だけでなく膝や肘、おなかや背中など、全身をマットに預けて行なうものなので、もしマットが薄すぎると、床の固さがそのまま身体に伝わって来て、心地よいヨガをすることができなくなってしまいます。 2つ目はグリップ度、いかにマットがすべらないかです。ヨガをしていると、身体を手足で支えるポーズも出てきます。すべりやすいマットだと、いくら練習してもすべってしまうことに気をとられて集中することもできず、ヨガを楽しむ余裕がなくなってしまいます。汗をかくこともあるので、なおさら、手足をしっかりと止めてくれるマットが必要です。

■3.呼吸が身体の調子を教えてくれる

「呼吸に意識を向けずにするヨガは、波がないところでサーフィンをしているようなものです」という言葉があります。ヨガのクラスに行くと「呼吸を意識して」「深い呼吸をして」と"呼吸"という言葉を何度も耳にします。そのくらい、ヨガで大切にされているのです。 例えば、クラスの途中で自分の呼吸を確認してみます。その時に、クラスの始めと比べて呼吸が荒くなっているなら、それは、運動量が多過ぎて身体が疲れてしまっているのかもしれません。逆に、深くて長い穏やかな呼吸をしている時には、リラックスしている状態とも言えます。 ただ、「呼吸に意識しよう!」「深い呼吸を頑張ろう!」と思い、先生のインストラクションに合わせてヨガをしていると、息が続かなくなってくる時があります。特に初心者の時には、身体がまだ深い呼吸に慣れていない時なので、苦しくなってしまいます。そういう時には、無理せず自分のペースで呼吸を行なってください。

■4.ヨガで柔軟性は求められていないと知っておく

「ヨガ」と言うと「身体が柔らかくなければダメなんでしょ?」と言われることも多いですが、ヨガを楽しむために柔らかくある必要は全くありません。例え、隣の人が「えっ・・・」と驚くような柔らかいポーズをしていたとしても、気にする必要はありません。「負けたくない!」と思い無理をして怪我をしてしまうくらいなら、その負けず嫌いを辞める勇気を持つことの方が大切です。 もちろん、「あのポーズ、やってみたい!」と思い挑戦してみるのは大切なことです。でも、ヨガを楽しむために必要なのは柔軟性ではなく、自分が心地よい、楽しいと感じることができるかどうかだと覚えておいてください。

■-おわりに

最後に一言、一番大切なのは楽しむ気持ちを忘れないことです。誰しも初めての時は緊張するもの。だからあまり難しく考えないでください。もし間違って動いたとしても、周りの人は自分に夢中であまり気にしていないので、しっかりと楽しんで欲しいなと思います。

(栢原 陽子/ハウコレ)

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