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パーソナルカラーだけで服やコスメは選べない! 情報のタイムラグに要注意

  • 2016.7.28
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皆さんはパーソナルカラー診断をご存知でしょうか? 最近になって、聞いたことあるという方も増えているんではないでしょうか。

パーソナルカラー診断とは、その人の肌、瞳、唇の色に対して相性のいい色を120色のドレープをあてて分析して診断する技術です。

基本は「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」の4つの“季節”に分類されます。さらにもっと大きくは、イエローベースとブルーベースに分けられます。ファンデーションでいうオークル系がイエローベース、ピンクベージュ系がブルーベースです。

はるか昔、日本人女性は「サマー」に分類される人が多かったとされています。その当時は洋服を買う場所も、近所の商店街で買うか百貨店まで足を運ぶかくらいで、色の種類や柄、素材なども選択肢が少なく、例えばパーソナルカラー分析で「スプリング」と出れば、「スプリングのイエローの単色のワンピースを着る」「首元にスプリングのブルーのスカーフをかける」といった取り入れ方で済む時代でした。

 

いま流行している「パーソナルカラー」は本当に正しく分析できてる!?

それが現代ではどこにいても通販であらゆるお洋服が選べるし、柄も素材も形も豊富です。さらに食文化の変化が原因か、肌などの色味も変化し、パーソナルカラーも4つのシーズンをまたがる人が増えて、「スプリングです」「サマーです」という診断結果だけでは説明がつかなくなってしまいました。

それなのに情報のタイムラグが発生して、なぜか最近になってパーソナルカラーに注目が集まるようになり、雑誌などで自己分析の方法が紹介されたり、コスメカウンターやヘアサロンでパーソナルカラー診断を行うところもできてきました。

けれど、いずれも簡易なもので、本来のその方の正しい分析結果から大きく外れてしまい、ただのパフォーマンスとなってしまっているのが現状です。

 

大事なのは「色」だけではなく、「個性」を活かしたファッション

パーソナルカラーによる色と自分の相性を知ることは大事ですが、色はあくまで色でしかなく、ファッションであれば柄や素材、形が重要になりますし、コスメであればラメ感やマット感、ナチュラルメイクなど質感は様々です。

また、パーソナルカラーに依存して、その色しか着ないと頑なになってしまう方もいます。

例えば私はパーソナルカラーはメインがオータムですが、似合わないとされる黒い服も形や素材によって着れますし、サマーの色でもボルドーとネイビーを対比させると似合います。

大切なのはパーソナルカラーをどう取り入れるのか。その人それぞれに必要な加減やバランスが存在することを忘れてはいけません。

そして人それぞれの似合うファッションやメイクを知る上で、一番大切なのは色や体つき(骨格や体型)だけでなく、その方の「個性」です。

個性は目つき、顔付きに出ます。

強い個性を持つ人は意思の強い目をしていたり、顔付きもしっかりしています。逆に柔らかい個性の持ち主は優しげで透き通るような顔付きです。

(写真:アイテムによって印象も変化)

同じ服を着てもアイテムのバランス一つで印象は大きく変わるものです。色だけでなく、柄、素材、形、総合的な要素で「似合う」を見つけていきましょう。

(三村愛/ライター)