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「快眠」の敵、熱帯夜…クーラー卒業で乗り切るテク紹介!

  • 2016.7.27
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今年は猛暑と言われているだけあって、すでに日差しはカンカン照り。

本格的な夏がくれば、夜は熱帯夜、寝苦しい日が続きます。エアコンを使用するのが一番ですが、クーラーばかりに慣れてしまうと体温調節機能が弱り、クーラー病、そして夏バテにもなりやすいのです。そしてなにより電気代もかさみます。

「心頭滅却すれば火もまたすずし」と、「暑いのは心の持ちようでなんとかなる」みたいなことわざもありますが、暑いものは暑いんです。しかし、昔はクーラーなどありませんでした。先人の知恵を借り、次の日のパワーをチャージできるような、快適な眠りを手に入れましょう!

■1.寝具は綿一択

ベッドシーツやタオルケットは綿をえらびましょう。汗を吸収しても早く乾きますし、風通しもいいので、夏にはやはり1番です。涼しげな色を選び、体感温度を下げましょう。サテン、シルクのような素材は、夏は避けた方が良さそうですね。パジャマも同じように綿のものを選び、体にぴったりとしたものを選ぶのではなくゆったりとしたものを選びましょう。

枕は、日本ならでは「そばの実」を素材としたものにするのがおすすめです。そばの実の枕は汗を吸収しにくく、頭をサラリと守ってくれるため、暑さを和らげてくれます。また、最近では接触冷感素材でできた寝具もあります。たとえば、ひんやりマットレス、ひんやりタオルケットそしてひんやりピローまで。このような素材を取り入れるのも手です。

■2. とにかく体を冷やす

昔から、眠る前に冷たいシャワーを浴びるという方法は有名です。冷たいシャワーは代謝もアップさせ、脂肪燃焼にもつながる効果があるため、一石二鳥。

水を入れたペットボトルを凍らし、それをタオルなどに包んでベッドに一緒に入れて寝るという方法もありますね。湯たんぽの冷たいバージョンです。もちろんアイスノン、アイスパック、水まくらでもOK。その際は、脇の下・首・足首・ひざのうらを重点的に冷やすのがポイント。体内の太い血管がその近くにあるので、一気に体温が下がりますよ。寝る前にグラス一杯のお水を飲むというのもいいですが、トイレの近い方にとっては逆に睡眠の妨げになってしまいますから、よしたほうがいいですね。

■3. 環境からクールダウン

昼間、部屋に直射日光が当たっている場合は、その熱が夜までこもっています。そのため、日中はカーテンを閉めておくことが大切です。夜も早めに余分な部屋の電気は消し、電球で部屋の温度をあげないようにしましょう。ちなみに料理をつくるときも、火を使わず、電子レンジで代用すれば、気温を上げないで済みます。夏の定番とうもろこしも、ゆでずに電子レンジで温めるとよいですよ。

そして、扇風機を効果的に使いましょう。扇風機の前に氷水の入ったバケツを置いて、スイッチオン。氷で冷えた冷たい風があなたの元へ届きます。これでクーラーいらずですね!

そしてもうひとつ。ラブラブなふたりには申し訳ありませんが、熱帯夜くらいは別々に離れて寝ましょう。意外と体温が、暑さを感じる一番の原因だったりするんですよ!

■おわりに

いかがでしたか?環境やお金のことを考えても、クーラーをたくさん使わずに夏を乗り切りたいもの。先人の知恵で、今年はクーラーから卒業してみましょう!もっとひんやりしたい方は、ホラー映画を見て震えながら寝るというのもいいのではないでしょうか。(桃助888/ライター)

(ハウコレ編集部)

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