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“ノンバーバルコミュニケーション” で、ダンナを変える【ダンナのトリセツ 第9回】

  • 2016.7.25
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こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。前回の【ダンナのトリセツ】では『ダンナ好みの妻になる』ことについてお話いたしました。

みなさんの内面と外面の魅力を引き出し、生涯のパートナーとしてご主人と、お互いに心地よい関係を築き上げるために、“ダンナ好みの妻”になる。

© deagreez - Fotolia.com

そして、結果的に妻としてだけではなく、母として女性としても人生を楽しめるようになる。“自分のため”にもなるのです。

では、そうやって心身ともに輝いている “妻” をみてご主人はどう感じると思われますか?

■妻が変わることで、ダンナに与える影響

妻であるみなさんが、女性の感情論で騒がなくなったり、ご主人が誰と連絡を取り合っているのかを気にしなくなったりしたとき。

また、気持ちが安定してくると心も安定し、そして、その内面の穏かさが外面に影響を与えて “ダンナ好みの妻” になったとき。ご主人の中で、喜びとともに “小さな不安感” も芽生えます。

『うちの奥さん最近、キレイになった』

『モテそうで少し心配。。。』

そうなると、ご主人はどうされると思われますか?

『自分も努力しないと置いていかれそう』

『一緒に何かを楽しみたい』

プラスマイナスの感情が交差し、様々な葛藤が生じる可能性があります。

■男性本能をノンバーバーバルコミュニケーションでくすぐる

コミュニケーションにおいて、言葉で伝えることも大切ですが、視覚情報で訴えることの効果もあります。

バーバルコミュニケーション ・・・ 言語的コミュニケーション

ノンバーバルコミュニケーション ・・・ 非言語的コミュニケーション

ノンバーバルコミュニケーションは言葉以外のメッセージを示し、声、表情、振る舞い、服装、スキンシップなどを意味します。

© nuzza11 - Fotolia.com

言葉で語らなくても、ご主人の視覚に働きかけ、今までただただ共同生活を送っていただけの関係に、ちょっとした“ソワソワ”感を与えてみては? 【ダンナのトリセツVol.1】でお伝えした男性の支配欲、名誉欲をノンバーバルコミュニケーションでくすぐってみましょう。

自尊心が高まり、輝きが増し、いつも笑顔で毎日を楽しんでいる奥さまを見て、ご主人にも何か変化が訪れるかもしれません。

■やり過ぎのバランスには注意が必要

長期戦ではありますが、奥さまが変わることで、ご主人の思考癖や価値観に刺激を与えることは可能です。

他人は自分の思いとおりに変えることはできませんが、自分自身が変わることで人の心に影響を与えることはできるのです。

ただし、やり過ぎのバランスには注意が必要です。あまり、やきもちを焼かせるようなことをしてしまうと本末転倒なことになります。

支配欲の強さから束縛心が強くなってしまったり、寂しい気持ちにご主人がなってしまわないように、バーバルコミュニケーションも勿論取り入れ、言葉として愛のあるメッセージを発しながらもじわりじわりと、ノンバーバルコミュニケーションで歩み寄ってみてくださいね。

・第1回 ダンナの力量は妻が決める

・第8回 「ダンナ好みの妻になる」が意味すること

・連載『ダンナのトリセツ』

(小高千枝)

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