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新米ママに贈りたい「お役立ちハーブ」は、この2つ!

  • 2016.7.22
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先日、初めての出産を控える友人に「赤ちゃんにもハーブって大丈夫なのかな?」と聞かれたので、プレゼントで返答することに。ハーバルセラピストで出産を経験している知人にも実体験を聞いたうえで、ジャーマンカモミールとダンデライオンの2つをセレクトしました。その活用法をご紹介しましょう。

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■ママと赤ちゃんにもOKな「ジャーマンカモミール」

授乳中のママにも安全で、赤ちゃんにもOKなハーブといえばジャーマンカモミールが定番です。ジャーマンカモミールは大人にとっても万能度No.1で、リラックス、炎症、胃腸の不調、不眠、冷え、生理痛など、ありとあらゆると言っていいほどの不調を落ち着かせてくれます。

© c blew_f - Fotolia.com

カモミールティは、リンゴのようなやんわりとした甘みのある味で、飲みやすいのが特長です。飲むだけでホッとリラックスできるので、私もストックを欠かしません。ミルクとの相性もよく、お好みで牛乳を少し加えても美味しくいただけます。

■赤ちゃんには、どうやって飲ませたらよい?

医療現場でジャーマンカモミールの処方が認められているドイツでは、生まれたばかりの赤ちゃんにも飲ませてOKのようですが、私の知人は生後3か月経った頃から試したとのこと。

© Botamochy - Fotolia.com

作り方は、ジャーマンカモミール(5g)をティーバッグに詰めて、熱湯(500mlくらい)を注ぎます。ママが飲むついでに多めに作っておけばOK。

赤ちゃんに飲ませる時は、余った分から適量を取り、1/4以下くらいに薄めて、しっかり冷まして、少しずつ口に含ませてみるといいそうです。赤ちゃんがぐずった時、寝かしつけの時に効果があるとのこと。

■余ったカモミールティーは、オムツかぶれケアに!

余ったカモミールティーにはこんな使い方も。赤ちゃんがおすわりできるようになった頃や夏場など、オムツかぶれが心配になる時期に「おしりふき」としてかなり活躍するとはよく聞く話。

© Nastasia Froloff - Fotolia.com

冷ましたカモミールティーにコットンやガーゼをくぐらせ、軽く絞ってお尻を優しくふきふき。炎症を抑えるハーブの代表ですから、これはドンズバの得意領域。かぶれが早く治まるそうですよ。

■香りを楽しむ方法としてもオススメ

ちなみに、カモミールハーブでさらにリラックスできる方法としては芳香浴もオススメです。マグカップやボウルに熱湯を注いで、カモミールを適量パッとはなします。

アロマやハーブの香りを楽しむことを芳香浴と言いますが、この方法は精油による芳香浴よりも柔らかく香りが立つので、赤ちゃんがいる空間でのより安心できる方法になります。

■授乳中のママにいいハーブ「ダンデライオン」

おっぱいが出るハーブとして有名なのがダンデライオン。ノンカフェインのコーヒーとしても知られるこのハーブは催乳効果も認められていて、「ナチュラルメディスン」として世界中で愛されています。

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胆道閉鎖や腸閉塞などの症状がある場合に注意が必要ですが、肝臓を強くする効果もあるのだそう。味にやや苦みがあるけれど、ママにもおすすめできるハーブです。

ジャーマンカモミールとデンデライオン、この2つのハーブさえあれば新米ママもきっと安心ですね。かわいい赤ちゃんと一緒に癒されながら、ハーブと子育てを楽しんでもらいましょう。

(内池朋子)

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