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毛穴スッキリ&うる肌に!自宅で簡単「コラーゲンパック」のつくり方

  • 2016.7.21
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だんだんと暑い日が増えてきました。汗や皮脂の分泌が盛んになり、毛穴も開いているような気がしていませんか?

「まだ夏は始まったばかりなのに、どうしたらいいのだろう……」と悩んでいる方もいらっしゃるはず。そんなときは、自宅でできる簡単パックで毛穴の悩みの解決しましょう。

そこで今回は、エステティシャンの筆者が、ゼラチンを使ったパックをご紹介します。

 

■ゼリーを固めてるゼラチンはコラーゲン

真皮層の約70%を占めているコラーゲンは、肌の潤いやハリなどを保つ働きがありますが、20歳を過ぎると生成力が減少します。40歳になる頃には、10代の半分以下になるといわれているからビックリ!

このように肌の若さにはコラーゲンが必要なのです。

ゼリーやグミをプルプルに固めている“ゼラチン”は、コラーゲン由来のたんぱく質。ゼラチンの約86%がコラーゲンでできているので、ゼラチンでパックをすることで皮脂の詰まりや浮きが少なくなります。すると、毛穴の中に汚れが溜まりにくくなるため、毛穴が目立ちにくくなるのです。

また、ゼラチンパックは肌がイキイキと元気になり、シワやたるみの対策にも最適です。

 

■毛穴スッキリ!自宅でゼラチンパックを作る方法

ゼラチンパックは自宅でも簡単につくることができます。鼻や額、あごなど、皮脂が多い部分に行いましょう。

(1)ゼラチンの粉末1gに、大さじ1杯の水を入れてふやかす

(2)ふやけたら、大さじ1~2杯の熱湯を加えて溶かす

(3)冷めたら顔につけていく

(4)2~3分したら洗い流す

お風呂上りなどの毛穴が開いた状態のときに行うといいでしょう。また、洗い流す際は、ゆっくりと溶かしながら取っていきます。溶かさずに取ることもできますが、肌への負担が大きいのでやる場合は月1回以下にしてください。

 

■全体の潤いアップ!ゼラチンパックの作り方

毛穴だけではなく、顔全体に潤いを与えたいときは次の方法がオススメ。鼻と額は上記の方法で、残った部分はこちらのパックで行うというのもOKです。

(1)ゼラチンの粉末5gに、大さじ2杯の水を入れてふやかす

(2)ふやけたら、大さじ2~3杯の熱湯を加えて溶かす

(3)湿らせたコットンを入れてゼラチンをヒタヒタに吸い込ませる

(4)冷めたら顔にコットンを貼っていく

(5)10分したら洗い流す

10分たつ前にコットンが乾いてきたら、ゼラチンを付け足すか、その時点で終わりにします。乾いたコットンを顔に長時間のせておく必要はありません。

 

■ゼラチンパックは危険?

ゼラチンパックは危険という情報もあります。しかし、それは、ゼラチンパックが危険なのではなく、使用方法の問題でしょう。

ゼラチンパックを洗い流さずはがした場合、毛穴パックのように肌や毛穴に負担がかかります。パックをはがした後を見てみると、肌は赤くなり、産毛や角質が取れるので毛穴が開いた状態です。

日本人の肌は、比較的、表皮層が薄く、きめ細かい肌をしているので、パック後は化粧水などで毛穴を引き締め、清潔にしておきましょう。

あまり耳にすることはありませんが、ゼラチンに反応するアレルギーを持っていれば絶対に避けてくださいね。

 

いかがでしたか? ゼラチンパックのコラーゲンで、夏の肌もすっきり美人になれます。もちろん、通常のスキンケアや食生活、睡眠時間など、基本的な生活習慣は乱れないように心がけてください。

【筆者略歴】

※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

 【画像】

※ Irina Bg / shutterstock

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