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ふきんを丈夫に、かわいくするDIY

  • 2016.7.19
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テーブルをふいたり、食器をふいたり、日々の暮らしで使う、ふきん。使い捨てのものや、水切れの良い素材で作られたものなど、さまざまありますが、今回は、いわゆるスタンダードな、無地の布製のふきんに目を向けてみましょう。

■「刺し子」の技法でふきんを丈夫に、かわいく

無地のふきんは、安価で真っ白で衛生的でいいですよね。でも、ちょっと寂しく思えることはないですか?

そこでオススメしたいのが、「刺し子」の技法です。刺し子とは本来、目の粗い布地の隙間を埋めるように縫うことによって、生地を厚くして丈夫にするための方法なのです。ただし、ただ縫うだけではつまらない。せっかくなので、さまざまな模様になるように考えて縫っている、それが刺し子です。

つまり刺し子は、布地を丈夫にして、かわいくおしゃれに変身させる技法と言えます。

今回ご紹介するのは、正式な刺し子ではなく、あくまで「刺し子風」ですが、無地のふきんをかわいくして、毎日の家事を楽しくしましょう。

■無地のふきんを刺し子風でかわいくするDIY

【用意するもの】

・無地の布巾 1枚

・刺し子糸(木綿の太目の手縫い糸でもOK) 適量

・チャコペン(ここではフリクションのマーカーを使っています) 1本

・刺し子針(無ければ普通の縫い針でもOK) 1本

・定規 1本

【作り方】

1.チャコペン(またはフリクションマーカー)で、ふきんの上下に1cm間隔の印をつけます。

2.上下の点を線で繋ぎます。線を引くとき、ペンを強く押しつけずに、ペンを定規に沿わせて軽く引っ張るようにすると、うまく引けます。

3.左右も同じように1cm間隔の印を付けて、線で繋ぎます。

4.縫い始めたい部分から数えて、1cm間隔の目盛り、3つ分手前の目盛りの裏から針を刺します。糸端は、玉結びはせずに、糸が抜けないように2~3cm残しておけばOKです。

5.1目盛りの半分(約5mm)ずつの大きさで並縫いをしていきます。

6.角まで来たら、1mmほど隣に針を刺して、今縫った縫い跡の上に重なるように、縫い重ねながら戻っていきます。あとは、好きな幅までさきほど同様、目盛りの半分ずつ縫っていきます。

7.途中で糸が足りなくなったら、玉止めはせず、糸端を裏側に出して、新しい糸で、さきほど縫い終えた目盛りの3目前から重ねて縫い始めます。縫い始めも玉結びはせずに糸の端2~3cmを裏に出しておきます。

8.最後も手順6と同様に1mm隣に針を刺して、今縫った上に重なる様に戻って重ねて縫っていきます。3目重ねたら、裏に針を出して2~3cm糸端を残して、糸を切ります。

9.チャコペンの線を消します。ご使用のチャコペンの使用方法に従ってください。今回私が使っているのは文房具のフリクションマーカーペンです。こするなどして、一定の温度以上になるとインクが消えるペンです。こちらはアイロンで消すことができるので、アイロンをかけます。

10.ふきんを水洗いして、干します。水洗いをすることによって、生地が少し縮み、縫った糸が抜けにくくなります。

11.乾いたら、裏に出しておいた糸端を綺麗に切り、完成です。

並縫いを十字に縫い重ねると十字模様ができますし、並縫いを組み合わせ四角をいっぱい描いても、また違った表情が出ます。

「きれいに並縫いができないから苦手!」と言う人も気にしないでください。その不揃いさが、かえって「味」になるんです。どうしても気になるひとは、線を引くときに5mm間隔の点線で引き、その通り縫うときっちり揃います。

お母さんが縫ったかわいいふきんがテーブルにあったら、子どももテーブルを拭くのが好きになるかもしれません。

寝かしつけ後のすきま時間などに、1日1針ずつでも縫ってみてください。

(Aya)

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