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重厚感ある会場に、“大人のピンク”を効かせて。

  • 2016.7.18
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この撮影の舞台となったのは、リッツ・ロンドンのバンケット「マリー・アントワネット・スイート」。これまでも数多のセレブリティに愛されてきたこの部屋のデコレーションのテーマは “格調高いピンク”だ。荘厳な家具や、華麗なインテリアに臆することなく、思いきりキュートなディテールをデコレートすることで生まれる、大人のピンク使い。

ポイントは柔らかなピンクをベースに、こっくりと濃厚なクリーム色、そしてキャンドルの瞬く光を受けてほのかに煌めくゴールドとシルバーだけを選ぶこと。

この4色の組み合わせが、豪華な鏡張りで知られる荘厳なマリー・アントワネット・スイートに、モダンなフレッシュさをもたらしてくれる。

もし、あなたが選んだ式場のインテリアに濃い色の要素があったとしても、心配はご無用。

たとえばこのリッツ・ロンドンの場合はカーペットが深紅だけれど、デリケートなディテールで飾ることで、望み通りのキュートなルックのでき上がり。

柔らかなピンクやホワイト、ゴールドの色は、会場をたちまち明るく照らしてくれる魔法のカラーだ。

ピンクをテーマにしたウエディングなら、フラワーガールのドレスもホワイト以外にしてみるのもアイデアのひとつ。パウダーシュガーを思わせるベビーピンクや柔らかなクリーム系の色を選び、サッシュも会場のカラーコーディネートに使われている色にまとめて。ピンク&クリームベージュの組み合わせは、大人を気取ったおしゃまな女の子たちにぴったりの色。

そびえ立つマカロンタワーは、マリー・アントワネット・スイートの名にふさわしいスイートなエレメント。ケーキに使った色も、パステルカラーの壁と調和がとれるようにと選び抜いたものだ。ほとんどの花嫁はケーキと会場との相性を後回しにしてしまいがち。でもたくさんのゲストの写真に残るウエディングケーキこそ、壁やカーテン、テーブルクロスとのハーモニーを特に大切に考えてデザインすべきなのだ。

会場の装飾はゴールド、シルバー、クリームベージュを効かせてピンクの甘さをダウンさせながらも、アクセサリーや小物では思いきりピンクの可憐さをアピール。花嫁が身につけるシューズやブーケには、ちょっとスモーキーなピンクをチョイス。ゴールドやシルバーの小物の横には、スイートなピンクを配してバランスをとるのがテクニック。この絶妙なさじ加減こそが、大人のピンク使いの鍵となる。

参照元:VOGUE JAPAN

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