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「ダンナ好みの妻になる」が意味すること【ダンナのトリセツ 第8回】

  • 2016.7.11
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こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。

「ダンナ好みの女性でいたい」「アゲマン妻と言われたい」そう思ったことはありませんか? そのために努力したことは “ダンナのため” でありながらも、長い目でみると、結果として“自分のため”になるものです。

© teksomolika - Fotolia.com

今回は、夫婦関係を楽しみながら、あなたの内面的・外面的魅力を引き出す秘訣をご紹介しましょう。

■男性は、やっぱり「若い子」が好き

「男性って“若い子” が大好きよね」そう思っている女性は多いことでしょう。わたし自身もそう感じています。

そう思うことで、変な執着心を抱かなくて済むので、いい意味で “諦め” がつきます。また、精神的にも“ラク”になり、気持ちがポジティブになれるのです。自分の年齢や生き方を悲観的に見ていない、ということですね。

ただし、『“ラク”をする』=『だらしなくなる』ということではありません。

“ラク”を覚えて、身だしなみや振る舞いを疎かにすることを良しとするのではなく、似合わない若作りをせず、等身大の自分なりの努力の仕方を楽しめるようになると、内面から自分なりの幸福感がにじみ出て、無理の無い美しさが備わります。そういう生き方を、ご家庭でもぜひ楽しんでいただきたいです。

■“印象操作” で、ダンナ好みの女性に

諦めの気持ちを持つと “ラク” になるとお伝えしても「でも、ダンナが若い子に興味を持つことが気になる!」そう思われている奥さまも多いことでしょう。

ご主人に「自分を見ていて欲しいという」欲求を持たれることは、女性性を高めるためにも必要なことです。決してそういった気持ちを持つことを否定しているわけではありません。

ただ、男性が若い女性を好むことには本能が影響をしています。本能的に「自分の子孫や遺伝子を多く残したい」そういった心理が働いてしまうためなのです。そういった男性本能をくすぐるポイントが、外見的魅力。一番、わかりやすいですよね。

みなさんのご主人は、どういった外見の女性が好みでしょう?

好みの女性に無理に似せようとする必要はありませんが、妻だからこその安心感とともに、ご主人が好むような“女性”に合わせた印象操作をしてみては? 安定感のある日常の中に少しのドキドキ体験が加わることで、より奥さまであるみなさんに惹かれていくことでしょう。

※印象操作…相手の好みに対して振る舞いや外見を合わせ、印象をコントロールすること

■ダンナが「頼りがいのある」タイプの場合

以前にも「男性は“支配欲”や“名誉欲”が強い」というお話をしましたが、年下や自分よりも立場が弱い女性を選ぶ男性は、女性をリードすることによって自分自身の自尊心を満たし、立場を優位に立たせたい。そういった心理が働いている傾向があると言われています。

ご主人がそういった「強くて、引っ張ってくれる、頼りになるタイプ」の場合は、ご主人を立てることによって心の状態が安定し、更に仕事に対するモチベーションも高まります。アゲマン妻であるために必要な条件ですね。

■ダンナが「女性に甘えたい」タイプの場合

最近は社会通念とも思われている “男性がリードをする” そういった意識が薄れているご主人もいらっしゃいます。「女性に甘えたい」と思っている男性が増えている傾向が見られるのです。

女性に「支えて欲しい」「守って欲しい」という感覚を抱き、女性の養護欲を満たす存在になるタイプのご主人たち。

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本来女性は、女性ホルモンの影響もあり、「甘えたい」「頼りたい」という受身が基本姿勢です。

支配欲が強い男性と向きあうと、そういった男性は女性にも完璧な姿勢や外見を求めてしまうため、女性としては“甘えている”つもりでも、「実は気を張っていた」「本音で話せていない」などの心理的傾向が見られます。

そのため、自立した女性には意外と「少し頼りにならないくらいのご主人」の方が、自分の弱みを素直に見せることができる。気楽に甘えられる、なんてこともあるのです。

みなさんのご主人はどのタイプでしょう?

お互いの心の距離感を図りながら、ご主人にとって必要不可欠な存在であり、生涯のパートナーとしてお互いに心地よい関係を築き上げるために、内面も外見も意識しながら、あなたなりの魅力を更に引き出していきましょう。

“ダンナのため”でありながら“自分のため”にもなる。妻であるポジションがきっと楽しくなりますよ。

(小高千枝)

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