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悩んでいるのはひとりじゃない! 人に話しづらいお腹の悩みを抱える人に寄り添う漫画『おなかよわい子ちゃん』【著者インタビュー】

  • 2026.5.23

【漫画】本編を読む

1年前のある日、お腹を下すようになったポポ美。それ以来、快便でも出し切った後でも、幾度となく腹痛に襲われるようになってしまう。さらには電車に乗っている時、強い腹痛からホームに倒れるなど、日常生活にも支障が出るように。困り果てたポポ美はありとあらゆる手段でお腹の痛みに立ち向かおうと決意する。しかし食生活に気を付けても効果はなし、大腸検査を受けるものの異常なし……。そんな時、後輩からの勧めで心療内科を受診する。そこでついた診断名は「過敏性腸症候群(IBS)」(腸に炎症やポリープのような異常がなくとも、刺激に対して過敏に反応する状態になり便通異常を起こす症状)だった。

自身も過敏性腸症候群と診断された経験を持つ著者・鳥頭ゆばさんの経験をもとに描かれた『おなかよわい子ちゃん 万年不調な私の胃腸が教えてくれたこと』(KADOKAWA)。ご自身の体験をどのように作品に落とし込んでいったのか、過敏性腸症候群の辛さについて鳥頭さんにお話を伺った。

※個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。症状など、詳細は医療機関等にご確認ください。

――本作には消化器内科医の小幡泰介先生のコラムやおふたりの対談も掲載されています。対談はいかがでしたか?

鳥頭ゆばさん(以下、鳥頭):始まる前はすごくビビっていました(笑)。できる限り調べはしましたが、医学の知識があるわけではないので「私の描いたことが間違っていたらどうしよう」とすごく緊張したのを覚えています。でも結果「大きなズレはないですよ」と太鼓判を押していただいて心強かったですし、お話ししていてとても楽しかったです。

――コラムには読者の方からのリアクションもありましたか?

鳥頭:「すごく役に立った」「知らなかったことが書かれていた」とおっしゃっていただけました。「今度はレシピもつけてほしい」などの意見もいただけて。続編を望んでくださる声があると嬉しいですね。

――本作を通してどんなことを伝えたいですか?

鳥頭:「実は同じようなことで悩んでいる人は結構いるから、ひとりじゃないんだよ」ということが伝わればいいなと思います。この作品はSNSやブログで先に一部公開していたのですが、その時点で「私の話も聞いてください」だったり「作中のお医者さんはどこにいますか」だったり、読者の方から連絡が来ていたんです。お腹に関する悩みって、なかなか人に話しづらい。本作の登場人物もそうですが、相談できる人がなかなか見つからないんですよね。この本を読んで症状が治るわけではないのですが「みんなで頑張ろう」という気持ちを伝えたいです。

取材・文=原智香

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