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絵本ランキング Vol.13「雨がふると喜ぶのはだあれ? 梅雨にぴったりのおすすめ絵本」

  • 2016.7.10
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梅雨どき、お天気が雨ばかりだと「お出かけできなくてイヤだなぁ」と思ってしまうもの。でも、雨が降ってうれしそうにしている生き物や、雨の日の思わぬハプニングをテーマにした絵本もたくさんあります。そうした絵本を読めば「意外と楽しめるかも」と雨の日のイメージが変わっていく子もいるかもしれません。

今回は雨の日の生き物たちを主役にした絵本を絵本ナビ協力のもとご紹介します。雨なのになんだかわくわくする…! そんな気持ちにさせてくれる絵本です。

■あめふり 改訂版

作・絵:まつい のりこ/出版社:偕成社

「あめふり 改訂版」(絵本ナビ紹介ページ)

0歳の赤ちゃんから楽しめる字のない絵本は、読み聞かせの必要がなく、眺めたい時間の分だけ子どものペースに合わせることができます。また、読むたびに物語を自由につくれるのもこの絵本のいいところ。雨がふって喜んだり、あわてたり、こわがったり…。生き生き動く動物たちに感化され、雨の日がちょっと好きになれるかもしれません。

■のんびりつむりん あめのひいいな

作・絵:おおいじゅんこ/出版社:教育画劇

「のんびりつむりん あめのひいいな」(絵本ナビ紹介ページ)

のんびりしている、かたつむりの「つむりん」。つむりんの家族は、みんなのんびり屋さんです。かたつむりにとって雨の日は「いい天気」! ふんわりとしたイラストと優しい文章が心をあたたかくしてくれます。雨の日にはかたつむりを見かけたことのある人もいますよね。この絵本を読んだ後は「パパやママはどこかな~?」など、見つけたかたつむりの家族を探してみたくなるはずです。

■あめのもりのおくりもの

作・絵:ふくざわ ゆみこ/出版社:福音館書店

「あめのもりのおくりもの」(絵本ナビ紹介ページ)

大きなクマと小さなヤマネ。見た目には正反対の2ひきが織りなす、心あたたまる絵本シリーズです。今回の舞台は雨の森。雷が苦手なクマくんのために、森に咲いたあじさいの花ととってこようとするヤマネくん。でも洪水をおこした川の中にヤマネくんが落ちてしまって… というストーリーは、少しハラハラする展開もありますが、お互いを思いやる2ひきの姿に胸打たれる人が続出! 大人も楽しめる1冊となっています。

■かえるのおでかけ

作・絵:高畠 那生/出版社:フレーベル館

「かえるのおでかけ」(絵本ナビ紹介ページ)

雨なのにカツバーガーをもって、うきうき気分で出かける、ちょっと変わった「かえる」のお話。傘もささないから、すぐに全身びしょぬれで「大丈夫?」と思ってしまいますが、雨の日を楽しそうに過ごす姿を見ているうち「ああ、かえるは雨の日が最高の日なんだ」と納得。ダイナミックなイラストと、人間とは正反対な反応を見せる様子がおもしろく、お気に入りの1冊にする子も多いはず。読み聞かせが、大人のカチカチに固まった頭をやわらかくするいい機会にもなりそうです。

■あかいかさ

作・絵:ロバート・ブライト/訳:清水 真砂子/出版社:ほるぷ出版

「あかいかさ」(絵本ナビ紹介ページ)

赤い傘だけ赤色で、あとは白黒で描写されたシンプルでクラシカルな絵本です。女の子が開いた傘の中に「ぼくも(わたしも)いれて」と次々はいってくる動物たち。女の子の傘は、それに合わせてどんどん大きくなっていきます。雨の中、ひとりじゃなく、みんなで傘の中にはいるのはとても楽しそう! 傘ブームがきているお子さんにもおすすめです。

雨がふるとなぜか憂鬱になってしまう人は、今回ご紹介した絵本をぜひ読んでみてください。雨の日を喜び、生き生きと活動している生き物たちを目にすれば、きっと自分にも雨の日ならではのお楽しみが見つかるはずです!

データ協力:絵本ナビ

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