1. トップ
  2. ファッション
  3. 人工知能「SENSY」を活用した“デジタルクローゼット”サービス、所有アイテムとEC商品を組み合わせてコーディネイト提案

人工知能「SENSY」を活用した“デジタルクローゼット”サービス、所有アイテムとEC商品を組み合わせてコーディネイト提案

  • 2016.7.7
  • 1349 views

カラフル・ボードは、パーソナル人工知能技術「センシー(SENSY)」を活用した新サービス「センシークローゼット(SENSY CLOSET)」の提供を発表。7月6日からティザーサイトを公開し、ECサイト運営企業向けの導入受付を開始した。

これは、一般ユーザーが持っている自分の洋服と、ECで販売されている商品を自由に組み合わせてコーディネイトできる、オンラインサービス。主な機能としてユーザーは、センシークローゼット対応ECサイトで購入したファッションアイテムが自動連携保存され、「デジタル・クローゼット」として横断的に閲覧可能になる。また、商品ページのアイテムを軸に、販売中のファッションアイテム同士、または対応ECサイトで購入済みのファッションを組み合わせて、コーディネートを作ることが可能。お気に入りのコーディネートを保存しておき、そこから購入ページへと遷移することも可能だ。

さらに、連携された購入済みファッションアイテムや保存したコーディネート情報をセンシーが学習し、ユーザーに合わせた最適なコーディネートを提案してくれるという。

なお、本サービス初の導入先として、通信販売サイト「夢展望」への導入を決定。返品率の低下や新しいユーザー体験による、再訪率の向上などを期待する。

センシーは、2014年11月にファッションアプリとしてリリース。ユーザーは、表示される5000以上の提携ブランドの服の「好み」を分類することで、人工知能がそのユーザーのファッションセンス「感性」を学習し、まるで専属のスタイリストのように世界中のECサイトから、ユーザーの感性に沿ったアイテムやコーディネートを提案してくれる。2015年9月には「SENSY」を活用した店頭接客サービス、2015年11月には、EC 接客サービス、2016年6月には食分野での活用も開始。今後、ライフスタイル全般への拡大を目指すという。

その時代の気分やトレンドでスタイリングの好みは、変わるのがファッションの世界。そのユーザーひとり一人の"感性"をビックデータ化できるのか、その実用性に今後も注目したい。

ティザーサイト

の記事をもっとみる