あれこれ選べるケーキプレートが人気♪ 旬のフルーツにこだわった焼き菓子のお店「Willcafe」

東京・国立市谷保にある「Willcafe（ウィルカフェ）」は、季節のフルーツや野菜を使った焼き菓子が人気の小さなカフェ。食材の風味をいかしたスイーツは訪れる人を魅了しています。

自然を取り入れた小さなカフェ

JR南武線の谷保駅から歩いてすぐのバス通りに「Willcafe」はあります。思わず足を止めてしまうほど、自然と絶妙に調和した建物が印象的です。

お店を営むのは来栖さん。ご両親の経営するハーブ専門店でお菓子づくりの腕を磨き、2003年にお店をオープン。はじめは国立駅から少し離れたところでスタートし、2007年に現在の場所にお店を移しました。

ほっこりできる空間で季節を感じる焼き菓子を

温もりのある家具が並べられた店内には、やさしい陽がさしこみ、ゆったりとした時間が流れています。ふと見回すと、物語を秘めていそうな小物がさりげなく飾られていて、お店の隅々までこだわっていることがわかります。

来栖さんがお菓子をつくるときに大切にしているのは、季節感や食材本来の風味をしっかりと味わえるものをつくること。そのために果物や野菜は旬のもので、できるだけ味の濃い国産・無農薬のものを選択しているそうです。調理法も吟味し、食材の風味を最大限に引き出すようにしています。

迷ったら贅沢な「ケーキの3種盛り合わせ」をオーダー

ケーキはパウンドケーキやシフォンケーキ（すべて450円）など常時5、6種類そろいます。

キャラメル生地に新生姜の甘煮を加えて焼き上げた「キャラメルジンジャーとナッツのパウンドケーキ」は、ほぼ1年を通して味わえる人気メニュー。生姜のスパイシーな香りが絶妙です。ほかにも、ほのかな甘酸っぱさが初夏を感じさせる「甘夏とサワーチェリーのタルト」、「甘夏のチーズケーキ」など、気になるメニューもたくさん。

メニューに迷ったら3つの味が選べる「ケーキ3種盛り合わせ」（600円、ドリンク付き1030円）がおすすめ。

7、8月にはブルーベリーやルバーブを使ったケーキも登場するそう。いまから楽しみですね。

さわやかなドリンクメニューにも注目

ケーキと相性のよいドリンクも楽しめます。

白とピンクがきれいな「ラベンダーカルピス」（500円）は、人気のドリンクメニューのひとつ。ラベンダーの香りが口いっぱいに広がります。甘さひかえめで、後味はすっきりさわやか。暑い日にのどを潤したい一杯です。

かわいいクッキーは、おみやげやプレゼントにおすすめ

紫芋やよもぎを練り込んだ、季節限定の「あじさいクッキー」や、クマと羊の形がかわいい「プレーンクッキー」など、贈り物におすすめのクッキーも充実しています。かわいい形や美しい色合いで、食べるのがもったいないほど。ラインアップは季節によって変化するそうです。

旬のフルーツや野菜のおいしさがたっぷり詰まった手作りの焼き菓子で、暑い夏の日に素敵なスイーツタイムを過ごしてみませんか？