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都内から1時間半で行ける“ムーミンの森”。埼玉・飯能市の「あけぼの子どもの森公園」

  • 2016.7.5
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北欧の雰囲気と、物語に登場する人物の気分を味わえることで人気の施設が、埼玉・飯能市にあることを知っていますか? フィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの「ムーミン童話」の世界観(自然との共生・自我と自由の尊重)を取り入れた、緑と夢があふれる公園です。

“ムーミンの森”として人気を集めている公園

最寄駅は、西武池袋線の元加治駅。池袋から急行や準急に乗れば1時間足らずで到着します。駅からは徒歩で20分ほどかかるので、車やタクシーでのアクセスが便利です。

入り口から続くゆるやかな坂道を登って行くと、まず目に入るのが特徴的な外観の「ムーミン屋敷」。虫に喰われたような不思議なキノコ型の建物は、地上3階、地下1階の構造になっていて、靴を脱いで上がれます。

こちらは「見晴らし橋」と名づけられた鉄製の赤い橋。なんとも不思議な形をしていて、虫喰いのように空いた穴から「ムーミン屋敷」が見えるので、ぜひ覗いてみて。

遊歩道をぐるりと一周したら、ユニークな形のベンチに座ってランチタイムを。園内にレストランなどはありませんが、持参したお弁当を食べるには、とても気持ちが良い空間ですよ。 また樹齢百年以上のひのき丸太がドーム状の屋根を支える「子ども劇場」では小規模のコンサートや演劇公演ができるほか、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの資料を展示した資料館や小さな図書室のある「森の家」などがあり、子どもだけでなく大人も十分に楽しめます。

まるで秘密基地?!リアルな隠し部屋がたくさん

「ムーミン屋敷」の中は意外にも広く、「こんなところにも」と驚くような場所に小部屋が点在しています。

童話の世界に迷い込んだような雰囲気たっぷりの「いこいの部屋」には、大人も座ってくつろげるソファやイスがあるほか、地下の工房はホールのようになっていて、子どもたちが楽しそうに走り回っています。

木のぬくもりにあふれたダイニングキッチンは、つい「本当にここで料理や食事がしたい」と思うほどリアルで素敵。家具や手すりに触れ、窓から見える小川や青々とした緑を眺めていると、時間の経つのを忘れてしまいそう。

入り口そばにある小さな売店では、お土産に喜ばれそうなムーミングッズを販売していています。

また、飯能市のふるさと納税「ムーミン基金」に寄付すると、返礼品としてぬいぐるみセットやムーミンのイラストが入ったマグカップなどのムーミングッズが選択できます。フィンランドからの直輸入品で、日本国内では入手困難なアイテムも多いそうなので、チェックしてみてくださいね。

公園で遊んだあとはゆっくりカフェタイム

公園を楽しんだら、撮った写真を眺めながら飯能駅近くのカフェでお茶をしましょう。

昨年7月にオープンした「ハトメコーヒー@Hachisu」は、優しいマスターの淹れてくれるコーヒーと居心地の良さが人気のカフェ&ギャラリー。不定期開催される個展では、作家さんのかわいらしい作品が並びます。

○ハトメコーヒー@Hachisu

[所]飯能市仲町20-14

[TEL]090-6528-5029

[時間]11:00-18:00

[休]水曜

https://www.facebook.com/gallerycafe.hachisu

(臨時休業等のお知らせはFBページをチェックしてください)

市営公園なので入園料は無料です

よりムーミンの世界を身近に感じられる施設「Metsä(メッツァ)」が来年開園予定とのことで、市を挙げてまちづくりを進めている飯能市。ムーミン好きにとってはますます楽しみが広がりそう。

ちなみに「あけぼの子どもの森公園」は市営公園のため、駐車場も含め入園料は無料。

まずは次のお休みに少しだけ足を伸ばして、「あけぼの子どもの森公園」を訪れてみてはいかがでしょう。

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