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欲にまみれた“哀れな男”。『四谷怪談』と『ドン・ジュアン』

  • 2016.6.29
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奇しくも、この一週間の間に、酷すぎて哀れにさえ思える男、二人に遭遇してしまいました。あ、もちろん舞台の話です(笑)。

一つは、渋谷コクーン歌舞伎『四谷怪談』。演出は、もちろん串田和美さん。古典に、新たな風を吹き込む新しいスタイルの歌舞伎には、いつも驚かされ、いろいろと考えさせられます。今回は、お岩さんの恨みを描いたおなじみの物語に加え、直助とお袖の悲劇である「北番」を絡ませ、進化させた"誰も見たことのない四谷怪談"になっていました。奇怪なのは、何もお岩さんだけじゃない。己の欲に支配された人間、一人一人、いや、世の中全体が怪談で、現代も気がつけば、亡霊ばかりが街を行き交う――。そんなメッセージは、歌舞伎でありながら、背景にネズミ色のスーツを着たサラリーマン風の男性たちが、無表情のまま足早にただひたすら歩く、というシュールな演出にも現れていました。私が気づいていないだけで、無数の怨念が、ここにもあそこにも渦巻いているのかもしれません。ああっ、恐っ。

もう一つは、雪組の男役スター・望海風斗(のぞみ・ふうと)さんが主演するミュージカル『ドン・ジュアン』。モリエールの戯曲やモーツアルトのオペラで知られる希代のプレイボーイの伝説をもとにしたフレンチミュージカルの日本初上演です。このところ"黒い役"をすることがめきめき増え、女性でありながら、ここまでの凄みと迫力をだせるタカラジェンヌさんは、恐らく今のところは望海さんだけ。(←もちろん褒めています。笑)。酒と女、快楽を求め、悪行をくり返すばかりの、どうしようもない男。すがりつく女に対し、へらへらと笑いながら蔑む表情を見ていたら、「もしかして、望海さんって、本当はそういう人なんじゃないか」と思うほど引き込まれ、私自身が、もてあそばれ、捨てられたような気持ちになり、観終わった後は、ぐったり疲れてしまいました(苦笑)。それにしても、どうしてドン・ジュアンはああなってしまったのでしょう? そして女たちは、彼に惹かれてしまうんでしょうね~?

湿度が高いこの季節、体がむくんだり、だる重くなりがち。風邪をひいたり体調を崩している人も多いですね。私は、東洋医学をベースとしたホリスティックなデトックスエステ「BHY表参道店」の「デト・ユニフィエ」を受けました。北京中医薬大学で中医体質学について40年近く研究し、中国美容鍼灸の真髄を極める尹 生花(いん・せいか)先生によるオリジナルの手技は、漢方のオイルやペーストを塗り、カッサで毒素を流し、鍼灸で温めて毒素を排出して五蔵六腑の働きを整えるもの。じわじわ体の深部が温まることで、膝の裏や手の甲など、普段は汗をかかないところからもじんわり汗がでて、びっくり。手足が冷えやすい陽虚(ようきょ)体質と診断され、脾臓(胃)が弱っているということで、先生がつくった体質漢方茶をいただいて帰り、このところ毎日飲んでいます。

今年の夏は、いつにも増して暑くなると予測されています。今から体調を整えておき、健やかに過ごしたいですね。くれぐれも皆さん、悪い男と夏バテには、お気をつけ下さい(笑)!

BHY表参道店
東京都港区南青山3-18-20 南青山松本ビル 7F
Tel. 03-6447-0585(電話受付13:00~21:00)
www.bhy.co.jp