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DIY+古道具で、子どもアイテムを整理する! 【sayo.さん家のインテリア#02】

  • 2016.6.29
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やんちゃ盛りなお子さんがいながらお気に入りのインテリアに囲まれ、心地よい暮らしを実現している読者の方に、その秘訣を伺うインテリア特集。4人の子育てをしながら“賃貸DIY” を実践、SNSでも人気のsayo.さんにお話を伺います。

前回の 1)賃貸でもできるDIY に続いて今回は散らかりやすいおもちゃや、浮いてしまいがちな子ども用のアイテムのDIY整理術について伺いました。

▼sayo.さん家 プロフィール

・家族構成:夫(33歳)、妻sayo.さん(34歳)、中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学1年生の次女、1歳を迎えたばかりの次男、内装業を営むご主人との6人暮らし。・所在地:神奈川県横浜市・間取り:2LDK・住宅形態:賃貸団地・instagram:@xsayo.x

■生活感は「雰囲気のある古道具」でシャットアウト。

sayo.さんのお宅のリビングには、リビングに散乱しがちな子どものおもちゃや日用品が見当たりません。

「すぐ取りだしたい子どものオムツなどのお世話グッズは、アンティークショップで買ったバスケットに。留め具が子どもにはまだ開けられないので、勝手に触られることもなくぴったりなんです。大きい方にはストックをしまっています」

建築用の長いボルト(長ネジ)を使ったオリジナルシェルフに、古道具の事務機器、シャッターケースを置いて日用品の整理を。DIYやリメイクのものと、リアルに時を重ねた古道具とを一緒に使うことで、より深みがうまれ、インテリアに奥行きが出るようです。

上段左は木製の薬箱。これも昔ながらの古道具です。実際に家族の常備薬をまとめてここへ。古いタイプライターや懐かしい黒電話などのディスプレイが効いています。

ボルトとナットを組み合わせた仕様。ナットを締める位置で、棚板の高さを自由に変えられるすぐれもの。

【Point-2】

赤ちゃんのお世話グッズや子どものおもちゃは必要最低限にしながら、お気に入りにしまうことで日常のモチベーションもアップ。

そして、まだ1歳になったばかりの末っ子のおもちゃは、このテレビ風ボックスへ。りんご農家が運搬用に使う、りんご木箱にキャスターや蓋を取りつけ、リメイクしました。内側も補強し、スツールとしても使えます。気づくと無制限に増えるおもちゃは、ここに入るだけと決めているそうです。

「正面に貼ったテレビ風のミラーは、フライングタイガーで。鏡もおもちゃ代わりになって、のぞいたりして楽しんでいるみたい」

「おもちゃで遊ぶこと、意外と少ないんですよね。兄姉もいますし、おもちゃ以外の部屋にあるもので自由に遊んでいたり。使わなくなったら処分し、その時期で使うものを見極めながら揃えています」

ちなみに、どんどん増える雑誌や雑貨、洋服……sayo.さんいわく、「あまり執着せず、自分のものは躊躇なくサヨナラできる」のだそう。雑誌は、あまり読まなくなったものは袋にまとめておき、そこがいっぱいになれば回収へ。

「反面、子どものものは難しくて。もちろん、勝手に捨てることはできないので、それぞれ、子どもたち自身で判断してもらっています」

限られた団地というスペースで、6人家族が暮らしていくにはルールも必要。「しまうスペースを決めて、そこに入るぶんだけ」という基本的なことをきちんと意識し守ることで、快適な暮らしの空間を保っているようです。

次回は、3つめのポイントとして、キッチンDIY術とDIYライフを楽しむ秘訣を伺います。

・撮影/田所瑞穂

(藤沢あかり)

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