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悪口が丸聞こえ! 懇談会で教師がドン引きした保護者のNG言動5選

  • 2016.6.27
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【ママからのご相談】

小学校6年生の息子がいます。私は学校行事に関わるのが嫌いで(先生とかママ友とかと話すのが苦手なので)、これまでは主人に授業参観や懇談会などに出席してもらっていました。

しかし、主人が春から単身赴任になってしまい、どうしても私が懇談会に出なくてはならない状況に……。今さらですが、懇談会でのNG行動などがあれば教えていただきたいです。

●A. 現役の小学校・中学校の先生に聞いてみましたので、参考にしてみてください。

こんにちは。ライターのakiです。

年に数回ある懇談会。いよいよこの時期がやってきたか……と思うのは保護者だけではありません。先生にとっても生徒一人ひとりのご家庭と向き合える貴重な機会であるため、力が入ります。

ご相談者さまは懇談会が苦手とのことですが、基本的には自宅でのお子様の様子などをお話しされるだけで大丈夫です。

あとは、公共の場であることを認識して常識的な振る舞いをしていれば何の問題もありません。

とはいえ、中には「これはNGでは?」と思われる保護者の方の言動があるのも事実です。

今回は、小学校と中学校の教員の方々に、“懇談会で避けた方が良い言動”について聞いてみました。ぜひ参考にしてみてください。

●(1)友達感覚で先生と話す

『教室に入って早々「あっつーい。クーラー入ってる?」とタメ口。こちらの話も「うん、うん」と頬づえをつきながら聞いていた。お友達ではないんですけど……(苦笑)』(中学校教員男性)

愛想やノリがよいのと節度があるかどうかは別の話です。教室に入ったら「いつもお世話になっております。本日はよろしくお願いします」 のひと声ぐらいは欲しいところです。

当然、相手が若い先生でも敬語で話しましょう。あなたの先生ではなくて、お子様の先生なのですから。

●(2)ママ友と大声で雑談をする

『一日に5〜6人懇談をさせていただいてます。時間が多少前後してしまうのは申し訳ないのですが、待ってる間廊下でお喋りに夢中になるお母様方がいてその声がすごく響くのです。高笑いされるとこちらで話してる声がかき消されるほど。私の悪口が丸聞こえだったこともあります』(小学校教員男性)

懇談会に限らず、授業参観や学年行事などでママ友とついつい世間話に興じてしまうというお母様は少なくありません。

しかし、学校の廊下での話し声は意外と響くので、声を潜めていても教室の中にいる先生には丸聞こえ です。

学校の行事に参加する際は、“公共の場”という意識を持ち、待ち時間も静かに過ごすよう心がけましょう。

●(3)子どもの服装はボロボロなのに、ママだけオシャレ

『洋服はもちろんバッグや小物など全身高価なブランドで登場されていたお母さん。もちろんそれは構わないのですが、そのお子さんは体操服のゼッケンがとれていたり洋服は擦り切れて穴があいてたりボロボロだったりします。忘れたときに貸した給食着も洗わず返してきたり……。自分より子どもの面倒をもう少し見てください、と思ってしまいました』(小学校教員女性)

基本的に懇談会の服装に決まりはありません。清潔で先生との話し合いの場にふさわしい格好であればなんでも構わないでしょう。

ただ、子どもにはボロボロの格好をさせておいて、自分だけビシッと決めているとアンバランスで「子どもより自分が大事なのかな」 と思われる可能性があります。

学校ではお母様ではなく子どもが主役です。先生はお母様より子どもの方をよく見ていることをお忘れなく。

●(4)塾の自慢話ばかりをする

『お子さんの苦手教科の話をしていたら「でも、塾ではいい点数をとっている」「塾の先生は伸びると言っていた」などと反論してくる親御さんがいました。揚げ句には、「あそこの塾は入れるだけでもすごいんですよ〜」とドヤ顔で言ってきました。自慢する相手を完全に間違えてるのでは』(中学校教員男性)

同じように勉強を教わる場だとはいえ、学校と塾は完全に別物 です。学校の先生からすると、あからさまに「塾のおかげで成績が……」などと塾びいきな話題をされても困惑するだけです。

先生は学校での子どもの取り組みについてお話ししているのです。塾の話がしたければ、ほかの保護者か塾関係者とするようにしましょう。

●(5)子どもをさしおいて、自分の話ばかりする

『「私は忙しいからあまり子どもの面倒がみれないんです。でも、そんな働く母の背中を見て頑張って欲しい。私の仕事は……」と遮っても遮ってもご自身の話ばかりをするお母様がいました。次の人が待ってるのに時間が過ぎてもどこ吹く風。結局、お子さんの話があまりできませんでした……』(中学校教員女性)

懇談会は、学校と家庭におけるお子さんのあり方を照らし合わせながら生活や勉強面での成長を促せる貴重な場です。

そこで大切なのはお子さんの話題 であって、お母様の話題ではありません。懇談会は時間も限られているので、できるだけお子さんについて会話をするようにしましょう。

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上記のような行動に当てはまっている人は要注意です。ご相談者さまはこのような態度を取らないようにお気をつけください。

「先生から注意されなかったから大丈夫」と思っていても、内心では先生がどう思っているかは分かりません。

意外と先生たちの間では情報共有の意味も含めて保護者の方々の話をよくします(特に学年間)。

私も教員になった当初は、先生たちはこんなにも保護者のうわさ話をするのかと驚いた記憶があります。

学校の先生だからといって必要以上に拝める必要もないですが、最低限の公共の場でのエチケットは守るようにしましょう。

懇談会は、なによりもお子さんが主役であるということも、お忘れなく。

●ライター/aki(中高英語教員)

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