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老ける原因はコレ!どんどん「活性酸素を増やす」NG習慣4つ

  • 2016.6.20
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活性酸素が老化の原因となることは、すでにご存知の方も多いかもしれません。アンチエイジング関連商品を見ても“抗酸化”という言葉などで、いたるところで活性酸素がよくないことを目にする機会が増えましたよね。

実は、普段の生活でも気づかぬうちに活性酵素を増やしてしまうことがあるのです。

そこで今回は、薬剤師である筆者が、活性酸素を作ってしまう4つのNG習慣をご紹介します。

 

■活性酸素が増える本当の理由

活性酸素は本来、体の細胞を外部から守るために作られる異物からの防御本能です。強力な酸化作用を持っているため、有害物質を分解除去することができるのです。

しかし近年では、体にとって有害な物質を体内に入れやすい生活になっていることもあり、体では日々多くの活性酸素が生成されています。活性酸素を減らすには、私たちの生活環境を見直さなければいけないのです。

 

■気を付けて!「活性酵素を増やす」NG習慣4つ

(1)タバコを吸う

タバコの煙を吸うと、有害物質を除去しようとして、白血球をはじめとする免疫システムから多量の活性酸素をつくります。

また、タバコの煙にも活性酸素の種類の過酸化水素が含まれています。タバコは1本で100兆もの活性酸素を発生させるとも言われているのです。

受動喫煙でも同じ影響がありますので、喫煙者でなくても注意が必要です。

 

(2)コンビニ、外食、スナック菓子が多い食生活

これらの食事も体にとっては有害なものが多いため、体は活性酸素を発生させて除去しようとします。

食べ物に含まれる添加物を日ごろから注意して選ぶようにしましょう。

 

(3)毎日の飲酒

アルコールを分解するときにも、活性酸素は発生します。飲酒をするたびに活性酸素が発生するため、飲酒量が多すぎるのはよくありません。

 

(4)激しい有酸素運動

有酸素運動をすると呼吸が増えるため、体が多くの酸素を要求するようになります。それは、必然的に体の中の活性酸素に変換される量も増えるということになります。

健康のために運動を習慣にするのであれば、あまり体温が上がらず、息切れをしない程度の軽めの運動を心がけましょう。

 

いかがでしたか? 本来は、私たちが感染症やがんになるのを防いでくれているものが、逆にがんになる原因になったり、体の劣化につながったりすることがあります。

今回ご紹介したNG習慣に気を付けることも大切ですが、ポリフェノールをはじめとした抗酸化作用のある成分“ファイトケミカル”や“ビタミン類”を生活に取り入れることも重要です。

今一度、生活を見直してみてくださいね。

【筆者略歴】

※ 宮本知明 ・・・ 薬剤師×植物療法士。病院薬剤師を経て「薬と共存しない生活」の念いからホリスティックな健康観と出逢う。現在は、統合医療の知識をもった「ホリスティックな健康観を持つ女性」を育成する活動をしている。

【画像】

※ Syda Productions / shutterstock

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