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マジメを装った男子は「愛し方に自信がない」

  • 2016.6.20
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男子には、男子特有の恥じらいがあります。
つきあっている彼女がマジメな話をしているときに、小学生のように茶化す彼・・・・・・というのは、なにも彼女の話を聞きたくないとか、彼女の話なんてどうでもいいと思っているわけではなく、彼の持つ恥じらいがそうさせているのです。

■男の恥じらいとは

マジメにつきあっている彼女の話を、マジメに聞く・・・・・・当たり前と言えば当たり前のことですが、そのマジメな話を大真面目な態度で聞くのが恥ずかしい・・・・・・。
たとえば男の恥じらいとはこういうものです。


あるいは、マジメにつきあっているのだから、ゲームをしながら彼女の話を背中で聞いても「ちゃんと聞いてるから別にいいじゃん」と言う・・・・・・。
これも男の恥じらいのひとつでしょう。


あるいはルックスはチャラそうだけど、仕事はマジメにしていて、彼女に「ホントはマジメじゃん」と言われたら、ムキになって「そんなことはない!」と言う・・・・・・。


全部、男の恥じらいゆえの行動です。

■きちんと愛しているという自信がある

そういう彼の言動に対して、彼女が「もう!わたしの話をマジメに聞かないって、どういうこと!」と怒っていたのでは、どうにもならなかったりします。
なぜなら彼は、「心底」マジメに彼女の話を聞いているからです。


マジメな態度を示したほうが、相手が満足するとわかっていながら、チャラい行動に出る。
真剣な態度を示したほうが、彼女に愛が伝わるとわかっていながら「どうでもいいよ」とぶっきらぼうに言ってしまう。男子って子どもの頃からこんなところがあります。


オトナになっても、そういう態度に出る男子は、たとえば「ふざけたようなチャラい態度とか、そんなこと関係なくって、おれはおれで彼女のことをきちんと愛している自信がある」と思っていたりします。

■マジメそうに見える男のほうがヤバイ

彼女の話を聞くべきときに、マジメに聞く・・・・・・たとえば結婚する気がない女子に対して、遊び人の男は、そういう態度に打って出ます。
なぜなら、そのほうが彼女のことを騙して遊びやすいから。


いっぽうで、一見してチャラそうに見える男子とか、不真面目な態度で彼女の話を聞く彼というのは「ちゃんとおれなりに愛しているから大丈夫」と思っているので、おつきあいにはマジメに向き合っているものです。





今の時代は、多くの人が大学を出て、それなりに「正しい」会社に就職します。会社の中ではサービスの質や会社のモラルなどについての規定があり、どんなに小さな会社だって、官僚的に(つまり手続きに誤りがないことが優先される)仕事をしていると思います。


だから彼氏を選ぶときにも、「一見してマジメそうな男」を選ぶほうが、まちがいがないのかなと考える女子だっているのかもしれません。


でも、一見してチャラそうに見える男子とか、彼女の話を適当にしか聞かない男子って、自分の愛し方(自分のやり方)に自信を持っているからそうしている・・・・・・つまりそういう男子のほうが、自分の芯をちゃんと持っているものです。


愛し方に自信がなかったり、自分の愛にウソをついたりしているから、男はマジメを装うのです。
つまり不真面目そうに見える男とか、チャラそうに見える男というのは、(一部の例外を除いて)ホントはマジメなんです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)

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