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なかなか寝ない赤ちゃん うまく眠れるためにママができること

  • 2016.6.19
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赤ちゃんの寝かしつけに困っているママは多いのではないでしょうか。私もそんなママのひとりでした。

© Ramona Heim - Fotolia.com

子どもが新生児のころは、とくに昼夜逆転の生活で夜空が明るくなるのをボーっとながめている日々。慣れない子育てや抱っこで腱鞘炎になり、肩こりも悪化、寝不足も相まって本当にクタクタでした。

そんな毎日を打開すべく、夫といろいろな方法を駆使して寝かしつけをしていました。生後3ヶ月ごろまでに実践していた「寝かしつけの工夫」を紹介します。

■「おひなまき」で胎内環境を再現!?

おひなまきは、胎内にいたときと似た姿勢をつくってあげられる「おくるみの巻き方」を言います。私は、正方形のバスタオルやメッシュ素材のおくるみを使っていましたが、おひなまき専用のおくるみや、簡単におひなまきのように包める「スワドルミー」という商品もあります。

おひなまきの方法は、産院で助産師さんに教わりました。出産した病院でも、授乳中とねんねの時間以外はずーっと泣いていた我が子。私がシャワーを浴びている間など、助産師さんに子どもを預けた際、迎えに行くと「おひなまき」をされてスヤスヤと気持ちよさそうに眠っていました。

赤ちゃんは、胎内で10ヶ月もの間丸くなった姿勢で過ごしているため、背中を丸くしてあげるととても安心するのだとか。生後3ヶ月ごろまでの赤ちゃんは、背中がCカーブになった胎児姿勢が理想的なのだそうです。

また、生後4ヶ月ごろまでの赤ちゃんは、眠っているときに手足をビクッとさせることがあります。これを「モロ―反射」と言い、自分の動きにびっくりして起きてしまうケースも。おひなまきで手足をくるまれているとモロ―反射がおさえられるため、目をさましにくいという利点もあります。

すべての赤ちゃんが寝てくれるとは言いませんが、うちの子にはとても合っていたようです。赤ちゃんの体調を優先して、様子を見ながら試してみてください。

■昼夜の環境をわけて「生活リズム」を整える

もうひとつ、意識して実践していたのは、昼夜の睡眠の環境をわけることです。

昼間はリビングでお昼寝をさせ、夜のねんねは寝室でさせていました。赤ちゃんは毎日、寝ているか泣いているかの生活なので、意識しなければ、ついつい夜もテレビや電気が付けっぱなしの部屋で寝かせてしまいます。

なので、昼間は少しにぎやかなリビングでお昼寝させ、夜は電気を消して静かな部屋で寝かしつけるようにしていました。

夜も頻繁に起きて泣く子どもだったため、しばらくは抱っこをして夜を明かしていましたが、徐々に生活習慣が整ってくると夜のねんねが昼間よりも長くなっていきました。

そして、朝になるとカーテンと窓を開けて、「朝が来たよー」と伝えるようにしていました。

電気やテレビで、1日中にぎやかになりがちな家のなか。毎晩、静かな環境をつくるのは、意外と大変なことです。これには、家族の協力が不可欠だったと思います。

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で眠ることすら上手にできません。環境になれるまで、ママが上手に眠りに導いてあげられるといいですね。

(あまみや)

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